県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成26年2月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、力強く改善している。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成26年季節調整値替えにより、平成25年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等
全国の完全失業率〔季節調整値〕は3.6%と、前月より0.1ポイント改善した。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は1.05倍となり、前月を0.01ポイント上回った。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.67倍となり、前年同月を0.13ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
2月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は、9,168人で、前年同月と比較すると5.04%増となり、8か月連続で増加した。
これを主な産業別にみると、製造業(1,062人、同33.8%増)、医療・福祉(1,421人、同1.7%増)、サービス業(1,423人、同21.1%増)等で増加し、建設業(705人、同10.1%減)、運輸業・郵便業(488人、同23.0%減)、卸売業・小売業(1,555人、同4.1%減)、宿泊業、飲食サービス業(662人、同9.1%減)等で減少となった。
製造業の内訳については、食料品、飲料・たばこ・飼料製造業(302人、同26.4%増)、金属製品製造業(65人、同97.0%増)、生産用機械器具製造業(54人、同86.2%増)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(53人、同15.2%増)、電気機械器具製造業(76人、同4.1%増)、輸送用機械器具製造業(16人、同23.1%増)等で増加し、繊維工業(126人、同1.6%減)等で減少となり、製造業全体では6か月連続で増加となった。
なお、正社員に係る新規求人数は、3,035人で、前年同月と比較すると2.85%増となり、新規求人数に占める割合は、33.10%で、前年同月と比較すると0.71ポイント下回った。
有効求人数〔季節調整値〕は、26,572人で、前月に比べ2.37%の増加となり11か月連続で増加となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、25,012人で、前年同月と比較すると12.54%増となり48か月連続で増加となった。
求職
2月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、6,139件で、前年同月と比較すると4.20%減となり、5か月連続で減少となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(2,993人、同7.6%減)は、7か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(1,016人、同14.0%減)は12か月連続で減少となった。
また、在職者(2,326人、同2.6%増)は3か月連続で増加となり、無業者(751人、同8.1%減)は、25か月連続で減少となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、22,835人で、前月に比べ1.83%増となり5か月ぶりに増加となった。
また、原数値は[パートタイムを含む全数]は、21,826人で、前年同月と比較すると8.82%減となり5か月連続で減少となった。
有効求人倍率
2月の有効求人倍率〔季節調整値〕は、1.16倍となり、前月と同水準。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、1.15倍となり、前年同月を0.22ポイント上回り、49か月連続で上昇した。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、0.56倍となり、前年同月を0.09ポイント上回った。
雇用保険
2月の県内の雇用保険受給者実人員は、4,335人で、前年同月と比較すると20.91%減となり、5か月連続で減少した。
一般職業紹介状況
2月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は、10,298件で、前年同月と比較すると11.92%減となり、23か月連続で減少した。
就職件数[同]は、2,212件で、前年同月と比較すると5.87%減となり、3か月ぶりに減少となった。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |