県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成25年10月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、着実に改善している。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成25年季節調整値替えにより、平成24年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等(完全失業率は総務省統計局資料による)
全国の完全失業率〔季節調整値〕は4.0%と、前月と同水準。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.98倍となり、前月を0.03ポイント上回った。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.61倍となり、前年同月を0.10ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
10月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は、10,227人で、前年同月と比較すると6.59%増となり、4か月連続で増加した。
これを主な産業別にみると、建設業(1,069人、同1.3%増)、製造業(1,238人、同20.2%増)、医療・福祉(1,632人、同10.4%増)、サービス業(1,889人、同60.5%増)等で増加し、運輸業・郵便業(461人、同19.5%減)、卸売業・小売業(1,718人、同8.1%減)、宿泊業、飲食サービス業(822人、同6.2%減)等で減少となった。
製造業の内訳については、食料品、飲料・たばこ・飼料製造業(423人、同13.1%増)、金属製品製造業(69人、同50.0%増)、生産用機械器具製造業(73人、同9.0%増)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(66人、同53.5%増)、電気機械器具製造業(69人、同68.3%増)、輸送用機械器具製造業(20人、同53.8%増)等で増加し、繊維工業(135人、同24.6%減)等が減少となり、製造業全体では2か月連続で増加となった。
なお、正社員に係る新規求人数は、3,629人で、前年同月と比較すると6.14%増となり、新規求人数に占める割合は、35.48%で、前年同月と比較すると0.15ポイント下回った。
有効求人数〔季節調整値〕は、24,783人で、前月に比べ4.15%の増加となり3か月連続で増加となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、25,992人で、前年同月と比較すると9.78%増となり44か月連続で増加となった。
求職
10月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、6,021件で、前年同月と比較すると7.04%減となり、2か月ぶりに減少となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(3,352人、同7.7%減)は、3か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(1,141人、同8.9%減)は8か月連続で減少となった。
また、在職者(1,744人、同4.4%減)は7か月ぶりに減少となり、無業者(848人、同10.1%減)は、21か月連続で減少となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、23,862人で、前月に比べ1.28%減となり3か月ぶりに減少となった。
また、原数値は[パートタイムを含む全数]は、23,444人で、前年同月と比較すると1.67%減となり2か月ぶりに減少となった。
有効求人倍率
10月の有効求人倍率〔季節調整値〕は、1.04倍となり、前月を0.06ポイント上回った。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、1.11倍となり、前年同月を0.12ポイント上回り、45か月連続で上昇した。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、0.55倍となり、前年同月を0.06ポイント上回った。
雇用保険
10月の県内の雇用保険受給者実人員は、5,256人で、前年同月と比較すると0.17%減となり、9か月ぶりに減少した。
一般職業紹介状況
10月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は、10,322件で、前年同月と比較すると6.44%減となり、19か月連続で減少した。
就職件数[同]は、2,722件で、前年同月と比較すると0.26%減となり、8か月連続で減少となった。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |