県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く)  平成25年9月内容 

 概況: 山形県内の雇用情勢は、緩やかに改善している。

 

有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)

 

グラフ(H2509).jpg 

     注)平成25年季節調整値替えにより、平成24年12月以前の数値は改訂済みである。

 

全国の完全失業率・有効求人倍率等

 全国の完全失業率〔季節調整値〕は4.0%と、前月より0.1ポイント改善した。

 全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.95倍となり、前月と同水準。

 また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.59倍となり、前年同月を0.08ポイント上回った。

  

山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)

求人

 9月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は、9,492人で、前年同月と比較すると3.10%増となり、3か月連続で増加した。

 これを主な産業別にみると、製造業(1,127人、同9.1%増)、運輸業・郵便業(463人、同22.5%増)、卸売業・小売業(2,068人、同18.6%増)、サービス業(1,635人、同33.6%増)等で増加し、建設業(943人、同0.6%減)、宿泊業、飲食サービス業(798人、同24.7%減)、医療・福祉(1,185人、同13.4%減)等で減少となった。

 製造業の内訳については、繊維工業(143人、同3.6%増)、金属製品製造業(64人、同48.8%増)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(108人、同22.7%増)等で増加し、食料品、飲料・たばこ・飼料製造業(307人、同8.9%減)、生産用機械器具製造業(64人、同11.1%減)、電気機械器具製造業(63人、同14.9%減)、輸送用機械器具製造業(32人、同3.0%減)等が減少となり、製造業全体では2か月ぶりに増加となった。

 なお、正社員に係る新規求人数は、3,237人で、前年同月と比較すると1.31%増となり、新規求人数に占める割合は、34.10%で、前年同月と比較すると0.60ポイント下回った。

 有効求人数〔季節調整値〕は、23,796人で、前月に比べ0.84%の増加となり2か月連続で増加となった。

 また、原数値[パートタイムを含む全数]は、25,402人で、前年同月と比較すると7.55%増となり43か月連続で増加となった。 

  

求職

 9月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、6,186件で、前年同月と比較すると1.81%増となり、2か月ぶりに増加となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(3,151人、同4.1%減)は、2か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(1,002人、同5.3%減)は7か月連続で減少となった。

 また、在職者(2,053人、同18.1%増)は6か月連続で増加となり、無業者(896人、同8.3%減)は、20か月連続で減少となった。

 有効求職者数〔季節調整値〕は、24,171人で、前月に比べ1.24%増となり2か月連続で増加となった。

 また、原数値は[パートタイムを含む全数]は、23,494人で、前年同月と比較すると0.43%増となり45か月ぶりに増加となった。

   

有効求人倍率

 9月の有効求人倍率〔季節調整値〕は、0.98倍となり、前月を0.01ポイント下回った。

 また、原数値[パートタイムを含む全数]は、1.08倍となり、前年同月を0.07ポイント上回り、44か月連続で上昇した。

 正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、0.53倍となり、前年同月を0.04ポイント上回った。

    

雇用保険

 9月の県内の雇用保険受給者実人員は、5,563人で、前年同月と比較すると7.19%増となり、8か月連続で増加した。

   

一般職業紹介状況

 9月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は、10,363件で、前年同月と比較すると0.74%減となり、18か月連続で減少した。

  就職件数[同]は、2,455件で、前年同月と比較すると3.19%減となり、7か月連続で減少となった。

  

  

第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む)
第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む)
第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用)
第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む)

 

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