県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成25年8月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、緩やかに改善している。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成25年季節調整値替えにより、平成24年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等
全国の完全失業率〔季節調整値〕は4.1%と、前月より0.3ポイント低下した。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.95倍となり、前月を0.01ポイント上回った。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.56倍となり、前年同月を0.07ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
8月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は、9,482人で、前年同月と比較すると7.31%増となり、2か月連続で増加した。
これを主な産業別にみると、建設業(936人、同14.0%増)、運輸業・郵便業(545人、同32.9%増)、卸売業・小売業(1,712人、同8.5%増)、宿泊業、飲食サービス業(758人、同7.1%増)、医療・福祉(1,310人、同9.9%増)、サービス業(1,771人、同8.8%増)等で増加し、製造業(1,157人、同0.5%減)等で減少となった。
製造業の内訳については、繊維工業(145人、同5.8%増)、金属製品製造業(66人、同17.9%増)、生産用機械器具製造業(62人、同8.8%増)等で増加し、食料品、飲料、たばこ、飼料製造業(350人、同4.4%減)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(59人、同19.2%減)、電気機械器具製造業(73人、同40.2%減)、輸送用機械器具製造業(17人、同19.0%減)等が減少となり、製造業全体では2か月ぶりに減少となった。
なお、正社員に係る新規求人数は、3,350人で、前年同月と比較すると13.18%増となり、新規求人数に占める割合は、35.33%で、前年同月と比較すると1.83ポイント上回った。
有効求人数〔季節調整値〕は、23,598人で、前月に比べ3.41%の増加となり3か月ぶりに増加となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、24,315人で、前年同月と比較すると5.69%増となり42か月連続で増加となった。
求職
8月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、5,401件で、前年同月と比較すると4.24%減となり、2か月ぶりに減少となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(2,987人、同4.7%減)は、2か月ぶりに減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(943人、同15.3%減)は6か月連続で減少となった。
また、在職者(1,632人、同0.7%増)は5か月連続で増加となり、無業者(749人、同11.5%減)は、19か月連続で減少となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、23,874人で、前月に比べ0.41%増となり3か月ぶりに増加となった。
また、原数値は[パートタイムを含む全数]は、23,017人で、前年同月と比較すると1.80%減となり44か月連続で減少となった。
有効求人倍率
8月の有効求人倍率〔季節調整値〕は、0.99倍となり、前月を0.03ポイント上回った。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、1.06倍となり、前年同月を0.08ポイント上回り、43か月連続で上昇した。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、0.53倍となり、前年同月を0.06ポイント上回った。
雇用保険
8月の県内の雇用保険受給者実人員は、5,844人で、前年同月と比較すると3.65%増となり、7か月連続で増加した。
一般職業紹介状況
8月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は、8,947件で、前年同月と比較すると6.49%減となり、17か月連続で減少した。
就職件数[同]は、2,145件で、前年同月と比較すると8.41%減となり、6か月連続で減少となった。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |