県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成25年4月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、改善の傾向が窺われるも、先行き不透明感がみられる。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成25年季節調整値替えにより、平成24年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等
全国の完全失業率〔季節調整値〕は4.1%となり、前月と同水準。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.89倍となり、前月を0.03ポイント上回った。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.49倍となり、前年同月を0.05ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
4月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は、9,670人で、前年同月と比較すると5.98%増となり、2か月ぶりに増加した。
これを主な産業別にみると、建設業(1,023人、同21.2%増)、医療・福祉(1,532人、同16.7%増)、複合サービス業(675人、同84.4%増)、サービス業(1,283人、同4.8%増)等で増加し、製造業(904人、同4.6%減)、運輸業・郵便業(387人、同22.9%減)、卸売業・小売業(1,671人、同2.1%減)、宿泊業、飲食サービス業(770人、同4.3%減)等で減少となった。
製造業の内訳については、金属製品製造業(47人、同51.6%増)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(72人、同9.1%増)等で増加し、食料品、飲料、たばこ、飼料製造業(283人、同0.4%減)、繊維工業(125人、同6.7%減)、生産用機械器具製造業(49人、同24.6%減)、電気機械器具製造業(54人、同30.8%減)、輸送用機械器具製造業(25人、同3.8%減)等が減少となり、製造業全体では6か月連続で減少となった。
なお、正社員に係る新規求人数は、3,312人で、前年同月と比較すると10.95%増となり、新規求人数に占める割合は、34.25%で、前年同月と比較すると1.53ポイント上回った。
有効求人数〔季節調整値〕は、22,753人で、前月に比べ1.28%の増加となり2か月ぶりに増加となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、23,001人で、前年同月と比較すると5.42%増となり38か月連続で増加となった。
求職
4月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、8,438件で、前年同月と比較すると4.33%減となり、3か月連続で減少となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(5,388人、同3.0%減)は、2か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(2,378人、同4.0%減)も2か月連続で減少となった。
また、在職者(1,575人、同5.0%増)も2か月ぶりに増加となり、無業者(1、215人、同9.3%減)は、15か月連続で減少となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、23,952人で、前月に比べ3.02%減となり2か月連続で減少となった。
また、原数値は[パートタイムを含む全数]は、27,226人で、前年同月と比較すると3.88%減となり40か月連続で減少となった。
有効求人倍率
4月の有効求人倍率〔季節調整値〕は、0.95倍となり、前月を0.04ポイント上回った。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、0.84倍となり、前年同月を0.07ポイント上回り、39か月連続で上昇した。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、0.41倍となり、前年同月を0.06ポイント上回った。
雇用保険
4月の県内の雇用保険受給者実人員は、5,821人で、前年同月と比較すると18.36%増となり、3か月連続で増加した。
一般職業紹介状況
4月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は、12,587件で、前年同月と比較すると6.05%減となり、13か月連続で減少した。
就職件数[同]は、3,178件で、前年同月と比較すると1.64%減となり、2か月連続で減少となった。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |