県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成24年7月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、先行き不透明感が窺われるも、着実に改善している。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成24年季節調整値替えにより、平成23年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等
全国の完全失業率〔季節調整値〕は4.3%と前月と同水準。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.83倍となり、前月を0.01ポイント上回った。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.47倍となり、前年同月を0.10ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
7月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は、9,392人で、前年同月と比較すると20.07%増となり、16か月連続して増加している。これを産業別にみると、建設業(986人、同24.0%増)、製造業(1,095人、同5.6%増)、運輸業・郵便業(496人、同46.7%増)、卸売業・小売業(1,707人、同61.2%増)、金融、保険、不動産、物品賃貸業(204人、同22.2%増)、宿泊業・飲食サービス業(872人、同50.6%増)、生活関連サービス業、娯楽業(497人、同23.0%増)、複合サービス事業(242人、同70.4%増)、サービス業(1,237人、同16.8%増)等で増加し、医療・福祉(1,400人、同6.0%減)、公務・その他(128人、同38.5%減)で減少となった。
製造業の内訳については、、繊維工業(142人、同増減なし)、紙・印刷関係(40人、同21.2%増)、生産用機械器具製造業(62人、同19.2%増) 、電子部品・デバイス・電子回路製造業(57人、同9.6%増)、電気機械器具製造業(80人、同5.3%増)情報通信機械器具製造業(79人、同146.9%増)等で増加し、食料品等製造業(274人、同13.6%減)等が減少となり、製造業全体では9か月連続で増加となった。
なお、正社員に係る新規求人数は、3,349人で、前年同月と比較すると15.05%増となり、新規求人数に占める割合は35.66%で、前年同月と比較すると1.56ポイント減少となった。
有効求人数〔季節調整値〕は、21,678人で、前月に比べ3.72%の減少となり2か月連続で減少となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、22,352人で、前年同月と比較すると27.12%増となり29か月連続で増加となった。
求職
7月の新規求職申込み件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、5,696件で、前年同月と比較すると9.84%減となり、14か月連続で減少となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(3,254人、同11.5%減)は、14か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(1,117人、同20.4%減)も14か月連続で減少となった。
また、在職者(1,544人、同1.7%増)は、2か月ぶりに増加、無業者(851人、同21.5%減)は、6か月連続で減少となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、24,156人で、前月に比べ1.80%減となり4か月連続で減少となった。
また、原数値は[パートタイムを含む全数]は、24,267人で、前年同月と比較すると11.84%減となり31か月連続で減少となった。
有効求人倍率
7月の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.90倍となり、前月を0.02ポイント下回った。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は0.92倍となり、前年同月を0.28ポイント上回り、30か月連続で上昇した。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.44倍となり、前年同月を0.14ポイント上回った。
雇用保険
7月の県内の雇用保険受給者実人員は5,697人で、前年同月と比較すると16.93%減となり、6か月連続で減少した。
一般職業紹介状況
7月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は10,493件で、前年同月と比較すると7.60%減となり、4か月連続で減少した。
就職件数[同]は2,579件で、前年同月と比較すると4.20%減となり、8か月ぶりに減少となった。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイム |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |