県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成25年3月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、やや弱含みの傾向がみられる。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成25年季節調整値替えにより、平成24年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等
全国の完全失業率〔季節調整値〕は4.1%と、前月より0.2ポイント改善した。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.86倍となり、前月を0.01ポイント上回った。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.52倍となり、前年同月を0.06ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
3月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は、9,308人で、前年同月と比較すると9.17%減となり、24か月ぶりに減少した。これを主な産業別にみると、建設業(856人、同11.7%増)、運輸業・郵便業(404人、同8.3%増)、卸売業・小売業(1,517人、同7.7%増)、金融、保険、不動産、物品賃貸業(185人、同10.8%増))等で増加し、製造業(922人、同16.5%減)、宿泊業、飲食サービス業(1,041人、同0.1%減)、医療・福祉(1,358人、同11.6%減)、サービス業(1,377人、同14.1%減)公務・その他(458人、同41.8%減)等で減少となった。
製造業の内訳については、生産用機械器具製造業(69人、同72.5%増)、情報通信機械器具製造業(44人、同41.9%増)、等で増加し、食料品等製造業(252人、同32.6%減)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(33人、同51.5%減)、電気機械器具製造業(53人、同23.2%減)等が減少となり、製造業全体では5か月連続で減少となった。
なお、正社員に係る新規求人数は、3,064人で、前年同月と比較すると2.00%増となり、新規求人数に占める割合は、32.92%で、前年同月と比較すると3.61ポイント上回った。
有効求人数〔季節調整値〕は、22,465人で、前月に比べ6.98%の減少となり8か月ぶりに減少となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、23,292人で、前年同月と比較すると4.94%増となり37か月連続で増加となった。
求職
3月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、7,433件で、前年同月と比較すると7.20%減となり、2か月連続で減少となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(3,809人、同1.1%減)は、3か月ぶりに減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(1,412人、同6.9%減)も3か月ぶりに減少となった。
また、在職者(2,429人、同6.7%減)も2か月ぶりに減少となり、無業者(1、115人、同23.1%減)は、14か月連続で減少となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、24,698人で、前月に比べ1.64%減となり2か月ぶりに減少となった。
また、原数値は[パートタイムを含む全数]は、25,740人で、前年同月と比較すると4.46%減となり39か月連続で減少となった。
有効求人倍率
3月の有効求人倍率〔季節調整値〕は、0.91倍となり、前月を0.05ポイント下回った。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、0.90倍となり、前年同月を0.08ポイント上回り、38か月連続で上昇した。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、0.43倍となり、前年同月を0.07ポイント上回った。
雇用保険
3月の県内の雇用保険受給者実人員は、5,386人で、前年同月と比較すると5.57%増となり、2か月連続で増加した。
一般職業紹介状況
3月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は、14,619件で、前年同月と比較すると8.86%減となり、12か月連続で減少した。
就職件数[同]は、3,460件で、前年同月と比較すると6.28%減となり、2か月ぶりに減少となった。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイム |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |