県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成25年1月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、改善の傾向が窺われるも、先行き不透明感がみられる。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成25年季節調整値替えにより、平成24年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等
全国の完全失業率〔季節調整値〕は4.2%と、前月より0.1ポイント上昇した。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.85倍となり、前月を0.02ポイント上回った。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.55倍となり、前年同月を0.07ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
1月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は、9,163人で、前年同月と比較すると13.18%増となり、22か月連続して増加している。これを主な産業別にみると、建設業(914人、同26.4%増)、運輸業・郵便業(450人、同12.8%増)、卸売業・小売業(1,759人、同18.8%増)、金融、保険、不動産、物品賃貸業(200人、同1.5%増)、宿泊業・飲食サービス業(777人、同14.8%増)、生活関連サービス業、娯楽業(568人、同11.6%増)、医療・福祉(1,734人、同26.5%増)、公務・その他(316人、同12.5%増)等で増加し、製造業(892人、同9.9%減)、サービス業(976人、同11.2%減)で減少となった。
製造業の内訳については、紙・印刷関係(33人、13.8%増)、窯業・土石製品製造業(25人、同56.3%増)、金属製品製造業(57人、同42.5%増)、その他の製造業(41人、同115.8%増)等で増加し、食料品等製造業(278人、同5.4%減)、繊維工業(151人、同7.9%減)、化学・プラスチック関係(28人、同45.1%減)、生産用機械器具製造業(43人、同18.9%減)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(38人、同57.3%減)、電気機械器具製造業(52人、同7.1%減)、輸送用機械器具製造業(24人、48.9%減)等が減少となり、製造業全体では3か月連続で減少となった。
なお、正社員に係る新規求人数は、3,545人で、前年同月と比較すると24.96%増となり、新規求人数に占める割合は、38.69%で、前年同月と比較すると3.65ポイント上回った。
有効求人数〔季節調整値〕は、23,283人で、前月に比べ0.37%の増加となり6か月連続で増加となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、21,139人で、前年同月と比較すると14.17%増となり35か月連続で増加となった。
求職
1月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、7,122件で、前年同月と比較すると1.64%増となり、2か月ぶりに増加となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(3,837人、同5.1%増)は、2か月ぶりに増加し、離職者のうち、事業主都合離職者(1,524人、同13.5%増)も2か月ぶりに増加となった。
また、在職者(1,929人、同0.0%)は、同数となり、無業者(789人、同9.5%減)は、12か月連続で減少となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、24,421人で、前月に比べ0.13%減となり2か月連続で減少となった。
また、原数値は[パートタイムを含む全数]は、23,073人で、前年同月と比較すると6.75%減となり37か月連続で減少となった。
有効求人倍率
1月の有効求人倍率〔季節調整値〕は、0.95倍となり、前月と同水準となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、0.92倍となり、前年同月を0.17ポイント上回り、36か月連続で上昇した。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、0.49倍となり、前年同月を0.12ポイント上回った。
雇用保険
1月の県内の雇用保険受給者実人員は、5,436人で、前年同月と比較すると0.78%減となり、12か月連続で減少した。
一般職業紹介状況
1月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は、10,381件で、前年同月と比較すると3.00%減となり、10か月連続で減少した。
就職件数[同]は、2,012件で、前年同月と比較すると7.41%減少となり、2か月連続で減少となった。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイム |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |