県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成24年10月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、停滞感がみられる。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成24年季節調整値替えにより、平成23年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等
全国の完全失業率〔季節調整値〕は4.2%と前月と同水準。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.80倍となり、前月を0.01ポイント下回った。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.51倍となり、前年同月を0.08ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
10月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は、9,595人で、前年同月と比較すると19.85%増となり、19か月連続して増加している。これを産業別にみると、建設業(1,055人、同31.2%増)、製造業(1,030人、同10.3%増)、運輸業・郵便業(573人、同51.2%増)、卸売業・小売業(1,870人、同40.7%増)、金融、保険、不動産、物品賃貸業(236人、同26.2%増)、宿泊業・飲食サービス業(876人、同38.0%増)、生活関連サービス業、娯楽業(532人、同26.1%増)、医療・福祉(1,478人、同12.4%増)、複合サービス事業(142人、同14.5%増)等で増加し、サービス業(1,177人、同10.6%減)、公務・その他(177人、同18.4%減)で減少となった。
製造業の内訳については、食料品等製造業(374人、同48.4%増)、繊維工業(179人、同22.6%増)、金属製品製造業46人、同21.1%増)、生産用機械器具製造業(67人、同34.0%増)等で増加し、電子部品・デバイス・電子回路製造業(43人、同56.6%減)、情報通信機械器具製造業(28人、同6.7%減)、輸送用機械器具製造業(13人、72.3%減)等が減少、電気機械器具製造業(41人、同増減なし)は同数となり、製造業全体では2か月ぶりに増加となった。
なお、正社員に係る新規求人数は、3,419人で、前年同月と比較すると29.07%増となり、新規求人数に占める割合は35.63%で、前年同月と比較すると2.54ポイント上回った。
有効求人数〔季節調整値〕は、21,474人で、前月に比べ0.35%の増加となり5か月ぶりに増加となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、23,677人で、前年同月と比較すると19.31%増となり32か月連続で増加となった。
求職
10月の新規求職申込み件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、6,477件で、前年同月と比較すると1.02%減となり、17か月連続で減少となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(3,632人、同3.0%減)は、17か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(1,252人、同3.7%減)も17か月連続で減少となった。
また、在職者(1,825人、同16.6%増)は、2か月ぶりに増加、無業者(943人、同18.8%減)は、9か月連続で減少となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、24,342人で、前月に比べ1.23%増となり7か月ぶりに増加となった。
また、原数値は[パートタイムを含む全数]は、23,843人で、前年同月と比較すると10.11%減となり34か月連続で減少となった。
有効求人倍率
10月の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.88倍となり、前月を0.01ポイント下回った。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は0.99倍となり、前年同月を0.24ポイント上回り、33か月連続で上昇した。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.49倍となり、前年同月を0.15ポイント上回った。
雇用保険
10月の県内の雇用保険受給者実人員は5,265人で、前年同月と比較すると12.56%減となり、9か月連続で減少した。
一般職業紹介状況
10月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は11,033件で、前年同月と比較すると2.25%減となり、7か月連続で減少した。
就職件数[同]は2,729件で、前年同月と比較すると0.04%増加となり、4か月ぶりに増加となった。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイム |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |