県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成24年6月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、先行き不透明感が窺われるも、着実に改善している。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成24年季節調整値替えにより、平成23年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等
全国の完全失業率〔季節調整値〕は4.3%と前月よりも0.1ポイント改善した。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.82倍となり、前月を0.01ポイント上回った。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.45倍となり、前年同月を0.10ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
6月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は、8,738人で、前年同月と比較すると16.48%増となり、15か月連続して増加している。これを産業別にみると、建設業(935人、同29.1%増)、製造業(976人、同1.6%増)、卸売業・小売業(1,412人、同31.3%増)、宿泊業・飲食サービス業(926人、同63.0%増)、生活関連サービス業、娯楽業(460人、同57.5%増)、医療・福祉(1,181人、同6.1%増)、サービス業(1,560人、同21.5%増)等で増加し、運輸業・郵便業(376人、同1.3%減)、金融、保険、不動産、物品賃貸業(166人、同21.0%減)、複合サービス事業(71人、同38.3%減)、公務・その他(145人、同30.3%減)で減少となった。
製造業の内訳については、食料品等製造業(242人、同13.1%増)、繊維工業(137人、同8.7%増)、紙・印刷関係(39人、同105.3%増)、生産用機械器具製造業(70人、同40.0%増) 、情報通信機械器具製造業(47人、同147.4%増)等で増加し、電子部品・デバイス・電子回路製造業(53人、同44.2%減)、電気機械器具製造業(42人、同43.2%減)等が減少となり、製造業全体では8か月連続で増加となった。
なお、正社員に係る新規求人数は、2,848人で、前年同月と比較すると24.04%増となり、新規求人数に占める割合は32.59%で、前年同月と比較すると1.98ポイント増加となった。
有効求人数〔季節調整値〕は、22,515人で、前月に比べ2.27%の減少となり4か月ぶりに減少となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、22,058人で、前年同月と比較すると28.72%増となり28か月連続で増加となった。
求職
6月の新規求職申込み件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、5,916件で、前年同月と比較すると11.13%減となり、13か月連続で減少となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(3,300人、同12.5%減)は、13か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(1,146人、同18.3%減)も13か月連続で減少となった。
また、在職者(1,519人、同2.1%減)は、2か月ぶりに減少、無業者(947人、同22.1%減)は、5か月連続で減少となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、24,599人で、前月に比べ0.02%減となり3か月連続で減少となった。
また、原数値は[パートタイムを含む全数]は、25,610人で、前年同月と比較すると11.73%減となり30か月連続で減少となった。
有効求人倍率
6月の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.92倍となり、前月を0.02ポイント下回った。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は0.86倍となり、前年同月を0.27ポイント上回り、29か月連続で上昇した。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.40倍となり、前年同月を0.13ポイント上回った。
雇用保険
6月の県内の雇用保険受給者実人員は5,609人で、前年同月と比較すると20.86%減となり、5か月連続で減少した。
一般職業紹介状況
6月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は10,894件で、前年同月と比較すると12.41%減となり、3か月連続で減少した。
就職件数[同]は2,827件で、前年同月と比較すると1.44%増となり、7か月連続で増加となった。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイム |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |