県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成24年5月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、先行き不透明感が窺われるも、着実に改善している。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成24年季節調整値替えにより、平成23年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等
全国の完全失業率〔季節調整値〕は4.4%と前月より0.2ポイント改善した。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.81倍となり、前月を0.02ポイント上回った。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は、0.43倍となり、前年同月を0.09ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
5月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は、8,593人で、前年同月と比較すると15.47%増となり、14か月連続して増加している。これを産業別にみると、建設業(822人、同10.2%増)、製造業(921人、同22.8%増)、運輸業・郵便業(523人、同29.1%増)、卸売業・小売業(1,535人、同45.9%増)、金融、保険、不動産、物品賃貸業(151人、同5.6%増)、宿泊業・飲食サービス業(747人、同24.3%増)、生活関連サービス業、娯楽業(442人、同30.4%増)、医療・福祉(1,132人、同7.6%増)、サービス業(1,287人、同13.4%増)等で増加し、複合サービス事業(379人、同6.2%減)、公務・その他(181人、同33.9%減)で減少となった。
製造業の内訳については、食料品等製造業(295人、同20.4%増)、繊維工業(131人、同22.4%増)、紙・印刷関係(58人、同107.1%増)、生産用機械器具製造業(62人、同87.9%増) 等で増加し、電子部品・デバイス・電子回路製造業(27人、同25.0%減)、電気機械器具製造業(54人、同8.5%減)、等が減少となり、製造業全体では7か月連続で増加となった。
なお、正社員に係る新規求人数は、2,661人で、前年同月と比較すると27.44%増となり、新規求人数に占める割合は30.97%で、前年同月と比較すると2.91ポイント増加となった。
有効求人数〔季節調整値〕は、23,038人で、前月に比べ0.95%の増加となり3か月連続の増加となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は、22,034人で、前年同月と比較すると37.65%増となり27か月連続で増加となった。
求職
5月の新規求職申込み件数[パートタイムを含む全数](原数値)は、6,726件で、前年同月と比較すると9.81%減となり、12か月連続で減少となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(3,817人、同11.6%減)12か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(1,333人、同24.0%減)も12か月連続で減少となった。
また、在職者(1,602人、同4.5%増)は、2か月ぶり増加、無業者(1,046人、同22.1%減)は、4か月連続で減少となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は、24,603人で、前月に比べ0.62%減となり2か月連続で減少となった。
また、原数値は[パートタイムを含む全数]は、27,828人で、前年同月と比較すると8.89%減となり29か月連続で減少となった。
有効求人倍率
5月の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.94倍となり、前月を0.02ポイント上回った。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は0.79倍となり、前年同月を0.27ポイント上回り、28か月連続で上昇した。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.37倍となり、前年同月を0.13ポイント上回った。
雇用保険
5月の県内の雇用保険受給者実人員は6,074人で、前年同月と比較すると13.8%減となり、4か月連続で減少した。
一般職業紹介状況
5月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は12,157件で、前年同月と比較すると6.29%減となり、2か月連続で減少した。
就職件数[同]は2,996件で、前年同月と比較すると7.23%増となり、6か月連続で増加となった。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイム |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |