県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成23年2月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、引き続き改善しているものの、厳しい状況にある。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成23年季節調整値替えにより、平成22年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等
全国の完全失業率〔季節調整値〕は4.6%と前月より0.3ポイント改善した。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.62倍となり、前月を0.01ポイント上回った。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.40倍となり、前年同月を0.11ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
2月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は6,508人で、前年同月と比較すると20.43%増となり、13か月連続で増加となった。これを産業別にみると、建設業(369人、同7.3%増)、製造業(817人、同20.5%増)、運輸業・郵便業(316人、同36.8%増)、卸売業・小売業(1,009人、同8.5%増)、金融業・保険業・不動産業・物品賃貸業(196人、同54.3%増)、宿泊業・飲食サービス業(507人、同29.7%増)、医療・福祉(1,127人前年同月比5.6%増)、サービス業(913人、同35.9%増)等で増加し、教育・学習支援業(111人、同5.9%減)等が減少となった。製造業の内訳については、食料品等製造業(190人、同50.8%増)、繊維工業(116人、同27.5%増)、金属製品製造業(45人、同32.4%増)、生産用機械器具製造業(56人、同115.4%増)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(107人、同23.0%増)、電気機械器具製造業(93人、同50.0%増)、輸送用機械器具製造業(19人、同26.7%増)等で増加し、情報通信機械器具製造業(44人、同4.3%減)等が減少となり、製造業全体では14か月連続で増加となった。
なお、正社員に係る新規求人数は2,084人で、前年同月と比較すると23.61%増となり、新規求人数に占める割合は32.02%で、前年同月と比較すると0.82ポイント上昇となった。
有効求人数〔季節調整値〕は15,831人で、前月に比べ4.03%増となり、2か月連続で増加となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は15,044人で、前年同月と比較すると28.87%増となり、12か月連続で増加となった。
求職
2月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は7,380件で、前年同月と比較すると1.23%増となり、3か月ぶりに増加となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(3,587人、前年同月比14.2%減)は15か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(1,323人、同23.5%減)は15か月連続で減少、自己都合離職者(1,927人、同9.1%減)は3か月連続で減少となった。また、在職者(2,050人、同2.6%増)は2か月ぶりに増加、無業者(1,601人、同57.4%増)は2か月ぶりに増加となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は26,264人で、前月に比べ0.14%減となり、5か月連続で減少となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は25,573人で、前年同月と比較すると12.98%減となり、14か月連続で減少となった。
有効求人倍率
2月の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.60倍となり、前月を0.02ポイント上回った。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は0.59倍となり、前年同月を0.19ポイント上回り、13か月連続で上昇した。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.28倍となり、前年同月を0.09ポイント上回った。
雇用保険
2月の県内の雇用保険受給者実人員は5,426人で、前年同月と比較すると26.62%減となり、
13か月連続で減少した。
一般職業紹介状況
2月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は12,449件で、前年同月と比較すると17.75%減となり、11か月連続で減少した。
就職件数[同]は2,051件で、前年同月と比較すると2.93%減となり、8か月連続で減少となった。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む)(162KB; PDFファイル) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む)(177KB; PDFファイル) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用)(91KB; PDFファイル) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む)(99KB; PDFファイル) |