県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成23年1月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、引き続き改善しているものの、厳しい状況にある。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成23年季節調整値替えにより、平成22年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等
全国の完全失業率〔季節調整値〕は4.9%と前月と同水準。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.61倍となり、前月を0.03ポイント上回った。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.40倍となり、前年同月を0.11ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
1月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は6,295人で、前年同月と比較すると13.83%増となり、12か月連続で増加となった。これを産業別にみると、製造業(849人、同26.0%増)、運輸業・郵便業(281人、同37.7%増)、卸売業・小売業(1,069人、同25.8%増)、金融業・保険業・不動産業・物品賃貸業(198人、同1.5%増)、宿泊業・飲食サービス業(562人、同15.2%増)、医療・福祉(1,297人前年同月比12.3%増)、複合サービス事業(54人、同80.0%増)、サービス業(675人、同7.8%増)等で増加し、建設業(384人、同9.0%減)等が減少となった。製造業の内訳については、食料品等製造業(191人、同29.9%増)、繊維工業(161人、同67.7%増)、金属製品製造業(40人、同66.7%増)、生産用機械器具製造業(45人、同55.2%増)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(72人、同16.1%増)、電気機械器具製造業(76人、同72.7%増)、等で増加し、情報通信機械器具製造業(23人、同43.9%減)、輸送用機械器具製造業(24人、同50.0%減)等が減少となり、製造業全体では13か月連続で増加となった。
なお、正社員に係る新規求人数は2,341人で、前年同月と比較すると22.44%増となり、新規求人数に占める割合は37.19%で、前年同月と比較すると2.61ポイント上昇となった。
有効求人数〔季節調整値〕は15,217人で、前月に比べ3.10%増となり、5か月ぶりに増加となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は14,146人で、前年同月と比較すると26.15%増となり、11か月連続で増加となった。
求職
1月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は7,025件で、前年同月と比較すると12.98%減となり、2か月連続で減少となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(3,860人、前年同月比17.9%減)は14か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(1,475人、同28.8%減)は14か月連続で減少、自己都合離職者(2,064人、同9.0%減)は2か月連続で減少となった。また、在職者(1,733人、同2.4%減)は11か月ぶりに減少、無業者(851人、同8.1%減)は13か月ぶりに減少となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は26,302人で、前月に比べ4.83%減となり、4か月連続で減少となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は24,808人で、前年同月と比較すると14.73%減となり、13か月連続で減少となった。
有効求人倍率
1月の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.58倍となり、前月を0.05ポイント上回った。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は0.57倍となり、前年同月を0.18ポイント上回り、12か月連続で上昇した。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.29倍となり、前年同月を0.10ポイント上回った。
雇用保険
1月の県内の雇用保険受給者実人員は5,450人で、前年同月と比較すると31.09%減となり、
12か月連続で減少した。
一般職業紹介状況
1月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は10,006件で、前年同月と比較すると24.40%減となり、10か月連続で減少した。
就職件数[同]は1,939件で、前年同月と比較すると7.22%減となり、7か月連続で減少となった。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む)(162KB; PDFファイル) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む)(177KB; PDFファイル) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用)(91KB; PDFファイル) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む)(99KB; PDFファイル) |