県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成22年12月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、改善の動きに足踏み感が窺われ、厳しい状況にある。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成22年季節調整替により、平成21年12月以前の数値は改訂されている。
全国の完全失業率・有効求人倍率等
全国の完全失業率〔季節調整値〕は4.9%と前月より0.2ポイント改善した。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.57倍となり、前月と同水準。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.38倍となり、前年同月を0.10ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
12月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は5,650人で、前年同月と比較すると24.29%増となり、11か月連続で増加となった。これを産業別にみると、建設業(402人、同5.0%増)、製造業(703人、同33.9%増)、運輸業・郵便業(189人、同23.5%増)、卸売業・小売業(851人、同44.0%増)、宿泊業・飲食サービス業(460人、同9.3%増)、医療・福祉(1,005人前年同月比39.2%増)、複合サービス事業(50人、同35.1%増)、サービス業(817人、同16.1%増)等で増加し、金融業・保険業・不動産業・物品賃貸業(151人、同6.2%減)等が減少となった。
製造業の内訳については、食料品等製造業(149人、同91.0%増)、繊維工業(102人、同30.8%増)、金属製品製造業(37人、同184.6%増)、生産用機械器具製造業(41人、同70.8%増)、電気機械器具製造業(98人、同104.2%増)、等で増加し、電子部品・デバイス・電子回路製造業(48人、同17.2%減)、情報通信機械器具製造業(34人、同15.0%減)、輸送用機械器具製造業(27人、同25.0%減)等が減少となり、製造業全体では12か月連続で増加となった。
なお、正社員に係る新規求人数は1,890人で、前年同月と比較すると21.62%増となり、新規求人数に占める割合は33.45%で、前年同月と比較すると0.73ポイント低下となった。
有効求人数〔季節調整値〕は14,620人で、前月に比べ1.56%減となり、3か月連続で減少となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は14,181人で、前年同月と比較すると29.85%増となり、10か月連続で増加となった。
求職
12月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は5,932件で、前年同月と比較すると4.34%減となり、2か月ぶりに減少となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(3,297人、前年同月比11.8%減)は13か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(1,365人、同15.5%減)は13か月連続で減少、自己都合離職者(1,669人、同8.2%減)は2か月ぶりに減少となった。また、在職者(1,335人、同2.5%増)は10か月連続で増加、無業者(765人、同19.3%増)は12か月連続で増加となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は28,213人で、前月に比べ1.51%減となり、4か月ぶりに減少となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は24,698人で、前年同月と比較すると13.16%減となり、12か月連続で減少となった。
有効求人倍率
12月の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.52倍となり、前月と同数。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は0.57倍となり、前年同月を0.19ポイント上回り、11か月連続で上昇した。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.28倍となり、前年同月を0.09ポイント上回った。
雇用保険
12月の県内の雇用保険受給者実人員は5,399人で、前年同月と比較すると33.28%減となり、11か月連続で減少した。
一般職業紹介状況
12月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は9,234件で、前年同月と比較すると17.96%減となり、9か月連続で減少した。
就職件数[同]は2,188件で、前年同月と比較すると5.03%減となり、6か月連続で減少となった。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む)(162KB; PDFファイル) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む)(177KB; PDFファイル) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用)(91KB; PDFファイル) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む)(99KB; PDFファイル) |