県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成23年4月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、東日本大震災の影響などで、厳しさが増している。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成23年季節調整値替えにより、平成22年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等
全国の完全失業率〔季節調整値〕は4.7%と前月より0.1ポイント上昇した。(岩手県、宮城県、福島県を除く)
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.61倍となり、前月を0.02ポイント下回った。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.34倍となり、前年同月を0.08ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
4月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は6,967人で、前年同月と比較すると1.07%増となり、2か月ぶりに増加となった。これを産業別にみると、建設業(517人、同32.6%増)、運輸業・郵便業(282人、同13.3%増)、医療・福祉(1,360人前年同月比54.4%増)、公務・その他(280人、同21.7%増)等で増加し、製造業(857人、同4.8%減)、卸売業・小売業(1,079人、同1.8%減)、金融業・保険業・不動産業・物品賃貸業(169人、同0.6%減)、宿泊業・飲食サービス業(422人、同26.0%減)、サービス業(855人、同23.0%減)等が減少となった。
製造業の内訳については、繊維工業(205人、同115.8%増)、生産用機械器具製造業(59人、同22.9%増)、輸送用機械器具製造業(30人、同15.4%増)等で増加し、食料品等製造業(226人、同4.6%減)、金属製品製造業(47人、同13.0%減)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(59人、同47.8%減)、電気機械器具製造業(44人、同44.3%減)、情報通信機械器具製造業(20人、同57.4%減)等が減少となり、製造業全体では2か月連続で減少となった。
なお、正社員に係る新規求人数は2,421人で、前年同月と比較すると29.26%増となり、新規求人数に占める割合は34.75%で、前年同月と比較すると7.58ポイント上昇となった。
有効求人数〔季節調整値〕は16,050人で、前月に比べ0.14%増となり、4か月連続で増加となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は15,450人で、前年同月と比較すると12.60%増となり、14か月連続で増加となった。
求職
4月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は10,151件で、前年同月と比較すると0.93%減となり、2か月連続で減少となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(6,412人、前年同月比2.4%減)は17か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(3,117人、同3.6%増)は17か月ぶりに増加、自己都合離職者(2,631人、同7.9%減)は5か月連続で減少となった。また、在職者(1,619人、同9.7%減)は2か月連続で減少、無業者(1,649人、同25.9%増)は3か月連続で増加となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は27,019人で、前月に比べ4.14%増となり、7か月ぶりに増加となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は30,931人で、前年同月と比較すると9.98%減となり、16か月連続で減少となった。
有効求人倍率
4月の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.59倍となり、前月を0.03ポイント下回った。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は0.50倍となり、前年同月を0.10ポイント上回り、15か月連続で上昇した。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.23倍となり、前年同月を0.07ポイント上回った。
雇用保険
4月の県内の雇用保険受給者実人員は5,509人で、前年同月と比較すると18.77%減となり、
15か月連続で減少した。
一般職業紹介状況
4月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は14,542件で、前年同月と比較すると16.69%減となり、13か月連続で減少した。
就職件数[同]は2,971件で、前年同月と比較すると9.97%減となり、10か月連続で減少となった。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイムを含む)(162KB; PDFファイル) |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む)(182KB; PDFファイル) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用)(91KB; PDFファイル) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む)(99KB; PDFファイル) |