県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成23年8月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、持ち直しの動きがあるものの、依然として厳しい。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成23年季節調整値替えにより、平成22年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等
全国の完全失業率〔季節調整値〕は4.3%と前月より0.4ポイント改善した。(岩手県、宮城県、福島県を除く)
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.66倍となり、前月を0.02ポイント上回った。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.39倍となり、前年同月を0.08ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
8月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は8,060人で、前年同月と比較すると19.94%増となり、5か月連続で増加となった。これを産業別にみると、建設業(669人、同35.7%増)、製造業(1,008人、同0.7%増)、運輸業・郵便業(350人、同3.2%増)、卸売業・小売業(1,479人、同39.7%増)、宿泊業・飲食サービス業(770人、同77.4%増)、生活関連サービス業・娯楽業(382人、同5.2%増)、医療・福祉(1,090人、同9.0%増)、サービス業(1,370人、同27.8%増)、公務・その他(230人、同46.5%増)等で増加し、金融業・保険業・不動産業・物品賃貸業(119人、同18.5%減)等が減少となった。
製造業の内訳については、食料品等製造業(309人、同43.7%増)、生産用機械器具製造業(83人、同102.4%増)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(71人、同24.6%増)、輸送用機械器具製造業(41人、同46.4%増)等で増加し、繊維工業(111人、同14.6%減)、化学・プラスチック関係(53人、同15.9%減)、金属製品製造業(61人、同9.9%減)、電気機械器具製造業(63人、同35.1%減)、情報通信機械器具製造業(33人、同57.7%減)等が減少となり、製造業全体では2か月ぶりに増加となった。
なお、正社員に係る新規求人数は2,403人で、前年同月と比較すると18.20%増となり、新規求人数に占める割合は29.81%で、前年同月と比較すると0.44ポイント低下となった。
有効求人数〔季節調整値〕は18,006人で、前月に比べ1.79%増となり、8か月連続で増加となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は18,683人で、前年同月と比較すると16.91%増となり、18か月連続で増加となった。
求職
8月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は6,394件で、前年同月と比較すると2.55%減となり、3か月連続で減少となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(3,632人、前年同月比9.6%減)は3か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(1,306人、同16.2%減)は3か月連続で減少、自己都合離職者(2,055人、同5.0%減)は3か月連続で減少となった。また、在職者(1,611人、同0.1%増)は3か月ぶりに増加、無業者(1,111人、同22.6%増)は7か月連続で増加となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は27,386人で、前月に比べ2.30%減となり、2か月連続で減少となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は26,715人で、前年同月と比較すると1.84%減となり、20か月連続で減少となった。
有効求人倍率
8月の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.66倍となり、前月を0.03ポイント上回った。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は0.70倍となり、前年同月を0.11ポイント上回り、19か月連続で上昇した。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.33倍となり、前年同月を0.07ポイント上回った。
雇用保険
8月の県内の雇用保険受給者実人員は7,080人で、前年同月と比較すると2.14%増となり、2か月連続で増加した。
一般職業紹介状況
8月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は11,486件で、前年同月と比較すると3.07%減となり、17か月連続で減少した。
就職件数[同]は2,513件で、前年同月と比較すると2.20%増となり、14か月ぶりに増加となった。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイム |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |