県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成24年2月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、持ち直しの動きがあるものの、力強さに欠けている。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成24年季節調整値替えにより、平成23年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等
全国の完全失業率〔季節調整値〕は4.5%と前月を0.1ポイント下回った。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.75倍となり、前月を0.02ポイント上回った。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.49倍となり、前年同月を0.09ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
2月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は7,779人で、前年同月と比較すると19.53%増となり、11か月連続で増加となった。これを産業別にみると、建設業(585人、同58.5%増)、製造業(985人、同20.6%増)、運輸業・郵便業(405人、同28.2%増)、卸売業・小売業(1,176人、同16.6%増)、宿泊業・飲食サービス業(660人、同30.2%増)、生活関連サービス業・娯楽業(467人、同26.9%増)、医療・福祉(1,312人、同16.4%増)、サービス業(1,230人、同34.7%増)等で増加し、金融,保険業、不動産,物品賃貸業(129人、同34.2%減)等が減少となった。
製造業の内訳については、食料品等製造業(276人、同45.3%増)、繊維工業(121人、同4.3%増)、金属製品製造業(46人、同2.2%増)、情報通信機械器具製造業(44人、同同数)等で増加等し、生産用機械器具製造業(40人、同28.6%減)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(37人、同65.4%減)、電気機械器具製造業(74人、同20.4%減)、輸送用機械器具製造業(18人、同5.3%減)等が減少となり、製造業全体では4か月連続で増加となった。
なお、正社員に係る新規求人数は2,483人で、前年同月と比較すると19.15%増となり、新規求人数に占める割合は31.92%で、前年同月と比較すると0.10ポイント低下となった。
有効求人数〔季節調整値〕は19,765人で、前月に比べ2.88%減となり、7か月ぶりに減少となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は18,868人で、前年同月と比較すると25.42%増となり、24か月連続で増加となった。
求職
2月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は6,447件で、前年同月と比較すると12.64%減となり、9か月連続で減少となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(3,211人、同10.5%減)は9か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(1,152人、同12.9%減)は9か月連続で減少、自己都合離職者(1,812人、同6.0%減)は9か月連続で減少となった。また、在職者(2,137人、同4.2%増)は3か月連続で増加、無業者(987人、同38.4%減)は2か月ぶりに減少となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は25,655人で、前月に比べ3.59%減となり、4か月連続で減少となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は24,721人で、前年同月と比較すると3.33%減となり、26か月連続で減少となった。
有効求人倍率
2月の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.77倍となり、前月を0.01ポイント上回った。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は0.76倍となり、前年同月を0.17ポイント上回り、25か月連続で上昇した。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.37倍となり、前年同月を0.09ポイント上回った。
雇用保険
2月の県内の雇用保険受給者実人員は5,331人で、前年同月と比較すると1.75%減となり、5か月ぶりに減少した。
一般職業紹介状況
2月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は12,158件で、前年同月と比較すると2.34%減となり、2か月ぶりに減少した。
就職件数[同]は2,218件で、前年同月と比較すると8.14%増となり、3か月連続で増加となった。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイム |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |