県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成23年12月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、持ち直しの動きがあるものの、力強さに欠けている。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成23年季節調整値替えにより、平成22年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等
全国の完全失業率〔季節調整値〕は4.6%と前月より0.1ポイント上昇した。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.71倍となり、前月を0.02ポイント上回った。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.47倍となり、前年同月を0.09ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
12月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は6,771人で、前年同月と比較すると19.84%増となり、9か月連続で増加となった。これを産業別にみると、建設業(632人、同57.2%増)、製造業(770人、同9.5%増)、運輸業・郵便業(252人、同33.3%増)、卸売業・小売業(1,036人、同21.7%増)、宿泊業・飲食サービス業(601人、同30.7%増)、生活関連サービス業・娯楽業(329人、同58.9%増)、医療・福祉(1,107人、同10.1%増)、サービス業(1,061人、同29.9%増)等で増加し、公務・その他(425人、同12.2%減)等が減少となった。
製造業の内訳については、食料品等製造業(168人、同12.8%増)、繊維工業(134人、同31.4%増)、金属製品製造業(41人、同10.8%増)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(97人、同102.1%増)等で増加し、生産用機械器具製造業(37人、同9.8%減)、電気機械器具製造業(50人、同49.0%減)、情報通信機械器具製造業(8人、同76.5%減)、輸送用機械器具製造業(15人、同44.4%減)等が減少となり、製造業全体では2か月連続で増加となった。
なお、正社員に係る新規求人数は2,240人で、前年同月と比較すると18.52%増となり、新規求人数に占める割合は33.08%で、前年同月と比較すると0.37ポイント低下となった。
有効求人数〔季節調整値〕は18,962人で、前月に比べ1.06%減となり、3か月ぶりに減少となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は18,274人で、前年同月と比較すると28.86%増となり、22か月連続で増加となった。
求職
12月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は5,455件で、前年同月と比較すると8.04%減となり、7か月連続で減少となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(2,863人、同13.2%減)は7か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(1,139人、同16.6%減)は7か月連続で減少、自己都合離職者(1,500人、同10.1%減)は7か月連続で減少となった。また、在職者(1,341人、同0.4%増)は4か月ぶりに増加、無業者(752人、同1.7%減)は3か月ぶりに減少となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は27,089人で、前月に比べ0.48%減となり、2か月連続で減少となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は24,142人で、前年同月と比較すると2.25%減となり、24か月連続で減少となった。
有効求人倍率
12月の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.70倍となり、前月と同水準となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は0.76倍となり、前年同月を0.19ポイント上回り、23か月連続で上昇した。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.36倍となり、前年同月を0.08ポイント上回った。
雇用保険
12月の県内の雇用保険受給者実人員は5,404人で、前年同月と比較すると0.09%増となり、3か月連続で増加した。
一般職業紹介状況
12月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は9,010件で、前年同月と比較すると2.43%減となり、21か月連続で減少した。
就職件数[同]は2,195件で、前年同月と比較すると0.32%増となり、2か月ぶりに増加となった。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイム |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |