県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成23年10月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、持ち直しの動きがあるものの、依然として厳しい。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成23年季節調整値替えにより、平成22年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等
全国の完全失業率〔季節調整値〕は4.5%と前月より0.4ポイント悪化した。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.67倍となり、前月と同水準。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.43倍となり、前年同月を0.08ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
10月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は8,006人で、前年同月と比較すると13.53%増となり、7か月連続で増加となった。これを産業別にみると、建設業(804人、同66.5%増)、運輸業・郵便業(379人、同5.3%増)、卸売業・小売業(1,329人、同18.9%増)、宿泊業・飲食サービス業(635人、同14.6%増)、生活関連サービス業・娯楽業(422人、同57.5%増)、医療・福祉(1,315人、同13.8%増)、サービス業(1,317人、同35.2%増)等で増加し、製造業(934人、同7.5%減)、金融業・保険業・不動産業・物品賃貸業(187人、同6.5%減)等が減少となった。
製造業の内訳については、食料品等製造業(252人、同6.8%増)、生産用機械器具製造業(50人、同22.0%増)、輸送用機械器具製造業(47人、同88.0%増)等で増加し、繊維工業(146人、同16.6%減)、化学・プラスチック関係(35人、同22.2%減)、金属製品製造業(38人、同32.1%減)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(99人、同27.2%減)、電気機械器具製造業(41人、同50.0%減)、情報通信機械器具製造業(30人、同41.2%減)等が減少となり、製造業全体では3か月ぶりに減少となった。
なお、正社員に係る新規求人数は2,649人で、前年同月と比較すると12.20%増となり、新規求人数に占める割合は33.09%で、前年同月と比較すると0.39ポイント低下となった。
有効求人数〔季節調整値〕は18,097人で、前月に比べ0.82%増となり、2か月ぶりに増加となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は19,845人で、前年同月と比較すると21.82%増となり、20か月連続で増加となった。
求職
10月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は6,544件で、前年同月と比較すると1.84%減となり、5か月連続で減少となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(3,745人、前年同月比4.9%減)は5か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(1,300人、同9.1%減)は5か月連続で減少、自己都合離職者(2,151人、同0.6%減)は5か月連続で減少となった。また、在職者(1,565人、同5.1%減)は2か月連続で減少、無業者(1,161人、同16.7%増)は2か月ぶりに増加となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は27,764人で、前月に比べ1.10%増となり、2か月連続で増加となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は26,526人で、前年同月と比較すると0.76%減となり、22か月連続で減少となった。
有効求人倍率
10月の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.65倍となり、前月と同水準となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は0.75倍となり、前年同月を0.14ポイント上回り、21か月連続で上昇した。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.34倍となり、前年同月を0.05ポイント上回った。
雇用保険
10月の県内の雇用保険受給者実人員は6,021人で、前年同月と比較すると3.29%増となり、2か月ぶりに増加した。
一般職業紹介状況
10月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は11,287件で、前年同月と比較すると3.27%減となり、19か月連続で減少した。
就職件数[同]は2,728件で、前年同月と比較すると0.04%増となり、2か月ぶりに増加となった。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイム |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |