県内の雇用情勢 (新規学卒者を除く) 平成23年9月内容
概況: 山形県内の雇用情勢は、持ち直しの動きがあるものの、依然として厳しい。 |
有効求人・求職・求人倍率の状況(季節調整値:パートタイムを含む)
注)平成23年季節調整値替えにより、平成22年12月以前の数値は改訂済みである。
全国の完全失業率・有効求人倍率等
全国の完全失業率〔季節調整値〕は4.1%となった。
全国の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.67倍となり、前月を0.01ポイント上回った。
また、正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.42倍となり、前年同月を0.09ポイント上回った。
山形県の雇用情勢について(新規学卒を除く)
求人
9月の新規求人数[パートタイムを含む全数](原数値)は8,749人で、前年同月と比較すると16.54%増となり、6か月連続で増加となった。これを産業別にみると、建設業(867人、同32.4%増)、製造業(1,035人、同0.1%増)、運輸業・郵便業(349人、同15.9%増)、卸売業・小売業(1,272人、同9.0%増)、金融業・保険業・不動産業・物品賃貸業(179人、同12.6%増)、宿泊業・飲食サービス業(782人、同32.1%増)、生活関連サービス業・娯楽業(351人、同44.4%増)、医療・福祉(1,452人、同35.8%増)、サービス業(1,641人、同27.1%増)等で増加し、公務・その他(248人、同19.7%減)等が減少となった。
製造業の内訳については、繊維工業(155人、同80.2%増)、金属製品製造業(52人、同8.3%増)、電子部品・デバイス・電子回路製造業(101人、同23.2%増)、輸送用機械器具製造業(55人、同37.5%増)等で増加し、食料品等製造業(269人、同8.2%減)、化学・プラスチック関係(36人、同34.5%減)、生産用機械器具製造業(47人、同21.7%減)、電気機械器具製造業(59人、同35.2%減)、情報通信機械器具製造業(17人、同63.0%減)等が減少となり、製造業全体では2か月連続で増加となった。
なお、正社員に係る新規求人数は2,864人で、前年同月と比較すると23.71%増となり、新規求人数に占める割合は32.74%で、前年同月と比較すると1.90ポイント上昇となった。
有効求人数〔季節調整値〕は17,949人で、前月に比べ0.32%減となり、9か月ぶりに減少となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は19,780人で、前年同月と比較すると15.65%増となり、19か月連続で増加となった。
求職
9月の新規求職申込件数[パートタイムを含む全数](原数値)は6,801件で、前年同月と比較すると8.38%減となり、4か月連続で減少となった。これを態様別[パートタイムを含む常用]にみると、離職者(3,755人、前年同月比12.3%減)は4か月連続で減少し、離職者のうち、事業主都合離職者(1,307人、同16.7%減)は4か月連続で減少、自己都合離職者(2,177人、同8.2%減)は4か月連続で減少となった。また、在職者(1,783人、同4.7%減)は2か月ぶりに減少、無業者(1,170人、同2.7%減)は8か月ぶりに減少となった。
有効求職者数〔季節調整値〕は27,462人で、前月に比べ0.28%増となり、3か月ぶりに増加となった。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は26,808人で、前年同月と比較すると2.29%減となり、21か月連続で減少となった。
有効求人倍率
9月の有効求人倍率〔季節調整値〕は0.65倍となり、前月を0.01ポイント下回った。
また、原数値[パートタイムを含む全数]は0.74倍となり、前年同月を0.12ポイント上回り、20か月連続で上昇した。
正社員に係る有効求人倍率(原数値)は0.34倍となり、前年同月を0.06ポイント上回った。
雇用保険
9月の県内の雇用保険受給者実人員は6,380人で、前年同月と比較すると0.56%減となり、3か月ぶりに減少した。
一般職業紹介状況
9月の県内のハローワークにおける紹介件数[パートタイムを含む全数]は11,989件で、前年同月と比較すると11.89%減となり、18か月連続で減少した。
就職件数[同]は2,789件で、前年同月と比較すると4.71%減となり、2か月ぶりに減少となった。
→ 第一表:一般職業紹介状況(新規学卒を除きパートタイム |
→ 第二表:産業別・事業所規模別・新規求人数(新規学卒を除きパートタイムを含む) |
→ 第三表:求人求職バランスシート[有効分](学卒を除きパートタイムを含む常用) |
→ 第四表:安定所別求人・求職状況(学卒を除きパートタイムを含む) |