◆国家公務員採用試験

 国家公務員になるためには、国家公務員採用試験を受験し、これに合格した後、当該省庁で任用されなければなりません。国家公務員採用試験の受験資格としては、学歴は関係ありませんが、試験区分により年齢制限があります。
 試験区分は、その内容により大学卒業程度と高校卒業程度にわかれ、前者では幹部候補生としての I 種採用試験と II 種採用試験があり、後者では、III 種採用試験があります。いずれも人事院が試験を実施しています。
 労働局の職員としては、上記のほかに労働基準監督官採用試験があり(下段参照)、受験願書は受付時期になれば最寄の労働基準監督署あるいは都道府県労働局でも用意しています。
 採用された場合には、全国の労働局、労働基準監督署に異動をする場合があります。(受験区分と本人の希望により海外勤務につくこともあります。)

 

大学卒業程度 I 種採用試験
試験の詳細は、人事院のホームページにて御確認ください。(「国家公務員試験採用情報ナビ」トップページ)
厚生労働省の採用予定等については、厚生労働省のホームページをご覧下さい。
II 種採用試験
高校卒業程度の試験概要 III 種採用試験

 

   

◆労働基準監督官採用試験

 労働基準監督官とは5,400万人の労働者の生命と健康を守り、人間尊重の基本理念に立脚した法定の労働条件を確保することを任務とし、厚生労働本省又は全国各地の労働局、労働基準監督署に勤務して、労働基準法、労働安全衛生法などに基づいて、工場、事業場などに立ち入り、帳簿・書類の点検、関係者の尋問、機械・器具の構造規格、性能及び安全装置の検査、作業環境の測定などを行い、これらについて違反があった場合には、機械・器具等の使用停止などの緊急措置を命じたり、刑事訴訟法に規定する司法警察員としての職務を行います。
 特に最近は、労働条件の確保・改善、労働災害の防止、職業性疾病の予防を推進する面でも労働基準監督官の活躍が期待されています。

労働基準監督官採用試験情報についてはこちら


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