労働市場月報(平成18年6月)
1 求人倍率の状況
- 新規求人倍率(季節調整値)は、新規求職者数の減少(前月比3.4%減)に対し、新規求人数の減少(前月比1.6%減)が下回ったことから、前月の2.12倍を0.04ポイント上回る2.16倍となった。
- 有効求人倍率(季節調整値)は、月間有効求職者数の減少(前月比0.8%減)に対し、月間有効求人数が増加(前月比0.6%増)したことから、前月の1.37倍から0.02ポイント上回る1.39倍となった。
2 求人の状況
- 新規求人数(原数値)15,070は、前年同月比6.2%増加となり2か月連続の増加となった。
産業別では、建設業(20.9%減)、製造業(0.6%増)、情報通信業(14.9%減)、運輸業(30.5%減)、卸売・小売業(5.1%減)、飲食店・宿泊業(24.5%増)、医療・福祉(5.8%増)、サービス業(15.0%増)となっている。
製造業の内訳を見ると、食料品(1.4%増)、プラスチック製品(1.5%減)、金属製品(26.0%増)、一般機械器具(22.0%増)、電気機械器具(19.0%減)、情報通信機械器具(35.5%増)、電子部品・デバイス(60.0%減)、輸送用機械器具(14.1%増)となってる。
- 有効求人数(原数値)36,123は、前年同月比1.9%減少となり2か月連続の減少となった。
3 求職の状況
- 新規求職者数(原数値)は7,527で、前年同月比6.1%の減少となり2か月振りの減少となった。
- 新規求職者(常用:パートを除く)の態様別内訳(前年同月比)を見ると、在職者が18.3%増加し、離職者は9.9%減少 (うち事業主都合が19.5%減、うち自己都合が6.9%減)となっている。
- 有効求職者数(原数値)は30,704で、前年同月比5.0%減少となり、41か月連続の減少となっている。
4 就職の状況
- 公共職業安定所の紹介による就職件数(2,879)は、前年同月比1.2%増加となった。
5 雇用保険受給者の状況
- 受給資格決定件数(1,773)は、前年同月比8.5%減少となった。
- 初回受給者数(1,490)は、前年同月比13.3%減少となった。
- 雇用保険受給者実人員(7,484)は、前年同月比6.9%減少し、44か月連続の減少となっている。
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