労働市場月報(平成18年4月)
1 求人倍率の状況
- 新規求人倍率(季節調整値)は、新規求職者数の減少(前月比0.9%減)に対し、新規求人数の減少(前月比2.1%減)が上回ったことから、前月の1.93倍を0.02ポイント下回る1.91倍となった。
- 有効求人倍率(季節調整値)は、月間有効求職者数の増加(前月比0.2%増)に対し、月間有効求人数は減少(前月比6.9%減)したことにより、前月の1.53倍から0.11ポイント下回る1.42倍となった。
2 求人の状況
- 新規求人数(原数値)13,426は、前年同月比2.6%減少となり2か月連続の減少となった。
産業別では、建設業(26.1%減)、製造業(10.4%減)、情報通信業(14.9%減)、運輸業(20.5%減)、卸売・小売業(43.7%増)、飲食店・宿泊業(15.5%減)、医療・福祉(31.2%増)サービス業(14.4%減)となっている。
製造業の内訳を見ると、食料品(5.7%減)、プラスチック製品(13.0%減)、金属製品(15.1%増)、一般機械器具(0.7%減)、電気機械器具(26.0%減)、情報通信機械器具(4.3%増)、電子部品・デバイス(49.2%減)、輸送用機械器具(21.9%減)等となってる。
- 有効求人数(原数値)41,016は、前年同月比1.0%増加となり5か月連続での増加となった。
3 求職の状況
- 新規求職者数(原数値)は9,849で、前年同月比7.1%減少となり4か月ぶりに減少となった。
- 新規求職者(常用:パートを除く)の態様別内訳(前年同月比)を見ると、在職者が13.9%増加し、離職者は11.5%減少 (うち事業主都合が16.7%減、うち自己都合が6.7%減)となっている。
- 有効求職者数(原数値)は31,432で、前年同月比3.5%減少となり、39か月連続での減少となっている。
4 就職の状況
- 公共職業安定所の紹介による就職件数(2,852)は、前年同月比0.5%増加となった。
5 雇用保険受給者の状況
- 受給資格決定件数(3,147)は、前年同月比13.9%減少となった。
- 初回受給者数(1,448)は、前年同月比21.2%減少となった。
- 雇用保険受給者実人員(6,734)は、前年同月比8.7%減少し42か月連続で減少となっている。
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