労働市場月報(平成17年12月)
1 求人倍率の状況
- 新規求人倍率(季節調整値)は、新規求職者数の減少(前月比11.7%減)に対し、新規求人数の減少(前月比6.5%減)が下回ったことにより、前月の2.10倍より0.13ポイント上回る2.23倍となった。
- 有効求人倍率(季節調整値)は、月間有効求職者数の減少(前月比2.2%減)に対し、月間有効求人数が増加(前月比8.5%増)したことにより、前月の1.43倍から0.16ポイント上回る1.59倍となった。
2 求人の状況
- 新規求人数(原数値)13,745は、前年同月比10.4%増加となり2か月連続での増加となった。産業別では、建設業(16.8%減)、製造業(17.5%増)、情報通信業(29.8%減)、運輸業(13.7%減)卸売・小売業(4.6%増)、飲食店・宿泊業(40.4%増)、医療・福祉(6.4%増)サービス業(23.3%増)となっている。
製造業の内訳を見ると、食料品(0.7%増)、プラスチック製品(3.9%増)、金属製品(2.3%減)、一般機械器具(15.0%減)、電気機械器具(19.8%増)、情報通信機械器具(124.1%増)、電子部品・デバイス(32.8%減)、輸送用機械器具(79.5%増)、等となってる。
- 有効求人数(原数値)45,965は、前年同月比9.3%増加となり3か月振りに増加となった。
3 求職の状況
- 新規求職者数(原数値)は5,624で、前年同月比8.8%減少となり2か月連続での減少となった。
- 新規求職者(常用:パートを除く)の態様別内訳(前年同月比)を見ると、在職者が1.5%増加し、離職者は22.2%減少(うち事業主都合が37.0%減、うち自己都合は14.2%減)となっている。
- 有効求職者数(原数値)は26,815で、前年同月比5.3%減少となり35か月連続での減少となっている。
4 就職の状況
- 公共職業安定所の紹介による就職件数(2,186)は、前年同月比6.5%減少となり9か月振の減少となった。
5 雇用保険受給者の状況
- 受給資格決定件数(1,344)は、前年同月比21.4%減少となり2か月連続での減少となった。
- 初回受給者数(1,354)は、前年同月比21.8%減少となり4か月連続で減少となった。
- 雇用保険受給者実人員(7,018)は、前年同月比15.0%減少し38か月連続での減少となっている。
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