労働市場月報(平成17年11月)
1 求人倍率の状況
- 新規求人倍率(季節調整値)は、新規求職者数の増加(前月比9.6%増)に対し、新規求人数も増加(前月比20.2%増)したことにより、前月の1.91倍から0.19ポイント上回る2.10倍となった。
- 有効求人倍率(季節調整値)は、月間有効求職者数の増加(前月比0.5%増)に対し、月間有効求人数の増加(前月比0.2%増)が下回ったことにより、前月を0.01ポイント下回る1.43倍となった。
2 求人の状況
- 新規求人数(原数値)19,263は、前年同月比11.4%増加で3か月振に増加となった。産業別では、建設業(0.9%減)、製造業(12.5%減)、情報通信業(61.4%増)、運輸業(5.1%増)卸売・小売業(50.3%増)、飲食店・宿泊業(1.2%減)、医療・福祉(13.6%増)サービス業(4.6%減)となっている。
製造業の内訳を見ると、食料品(25.8%減)、プラスチック製品(13.1%減)、金属製品(6.5%増)、一般機械器具(10.3%増)、電気機械器具(20.1%減)、情報通信機械器具(5.1%増)、電子部品・デバイス(53.8%減)、輸送用機械器具(19.0%減)、等となってる。
- 有効求人数(原数値)48,500は、前年同月比2.0%減少となり2か月連続での減少となった。
3 求職の状況
- 新規求職者数(原数値)は7,164で、前年同月比5.8%減少となった。
- 新規求職者(常用:パートを除く)の態様別内訳(前年同月比)を見ると、在職者が24.1%増加し、離職者は19.1%減少(うち事業主都合が34.3%減、うち自己都合は13.0%減)となっている。
- 有効求職者数(原数値)は29,469で、前年同月比3.5%減少となり34か月連続で減少となっている。
4 就職の状況
- 公共職業安定所の紹介による就職件数(2,668)は、前年同月比5.2%増加なり8か月連続での増加となった。
5 雇用保険受給者の状況
- 受給資格決定件数(1,575)は、前年同月比12.3%減少となった。
- 初回受給者数(1,566)は、前年同月比2.9%減少となった。
- 雇用保険受給者実人員(7,386)は、前年同月比12.5%減少し37か月連続で減少となっている。
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