労働市場月報(平成17年10月)
1 求人倍率の状況
- 新規求人倍率(季節調整値)は、新規求職者数の減少(前月比5.8%減)に対し、新規求人数が増加(前月比7.5%増)したことにより、前月の1.68倍から0.23ポイント上回る1.91倍となった。
- 有効求人倍率(季節調整値)は、月間有効求職者数の減少(前月比1.7%減)に対し、月間有効求人数も減少(前月比1.9%減)したことにより、前月の1.44倍と同水準となった。
2 求人の状況
- 新規求人数(原数値)17,066は、前年同月比8.7%減少となり2か月連続で減少となった。
産業別では、建設業(2.4%増)、製造業(0.5%減)、情報通信業(23.1%減)、運輸業(10.5%増)卸売・小売業(1.6%減)、飲食店・宿泊業(30.9%減)、医療・福祉(19.1%増)サービス業(4.0%減)となっている。
製造業の内訳を見ると、食料品(3.7%減)、プラスチック製品(15.2%減)、金属製品(±0.0%)、一般機械器具(27.2%増)、電気機械器具(1.5%増)、情報通信機械器具(2.9%減)、電子部品・デバイス(65.7%増)、輸送用機械器具(9.7%減)、等となってる。
- 有効求人数(原数値)46,755は、前年同月比2.1%減少となり8か月振りの減少となった。
3 求職の状況
- 新規求職者数(原数値)は8,050で、前年同月比6.2%増加となった。
- 新規求職者(常用:パートを除く)の態様別内訳(前年同月比)を見ると、在職者が28.4%増加し、離職者は2.0%増加(うち事業主都合が13.3%減、うち自己都合は8.3%増)となっている。
- 有効求職者数(原数値)は30,460で、前年同月比1.2%減少となり33か月連続で減少となっている。
4 就職の状況
- 公共職業安定所の紹介による就職件数(2,776)は、前年同月比4.2%増加なり7か月連続での増加となった。
5 雇用保険受給者の状況
- 受給資格決定件数(2,206)は、前年同月比0.8%増加となった。
- 初回受給者数(1,415)は、前年同月比1.9%減少となった。
- 雇用保険受給者実人員(7,637)は、前年同月比10.8%減少し36か月連続で減少となっている。
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