労働市場月報(平成17年9月)
1 求人倍率の状況
- 新規求人倍率(季節調整値)は、新規求職者数の減少(前月比9.6%減)に対し、新規求人数の減少(前月比34.4%減)が大幅に上回ったことにより、前月の2.31倍から0.63ポイント下回る1.68倍となった。
- 有効求人倍率(季節調整値)は、月間有効求職者数の減少(前月比1.0%減)に対し、月間有効求人数の減少(前月比8.5%減)が上回ったことにより、前月の1.56倍から0.12ポイント下回る1.44倍となった。
2 求人の状況
- 新規求人数(原数値)14,890は、前年同月比15.5%減少となり5か月振りに減少となった。
産業別では、建設業(4.3%増)、製造業(15.9%減)、情報通信業(33.1%減)、運輸業(18.4%増)卸売・小売業(43.2%減)、飲食店・宿泊業(31.3%増)、医療・福祉(20.7%減)サービス業(0.2%減)となっている。
製造業の内訳を見ると、食料品(1.1%減)、プラスチック製品(18.0%減)、金属製品(9.8%減)、一般機械器具(25.1%減)、電気機械器具(17.4%増)、情報通信機械器具(47.2%減)、電子部品・デバイス(60.9%減)、輸送用機械器具(27.2%減)、等となってる。
- 有効求人数(原数値)45,601は、前年同月比3.1%増加となり7か月連続で増加となった。
3 求職の状況
- 新規求職者数(原数値)は8,274で、前年同月比0.3%減少となった。
- 新規求職者(常用:パートを除く)の態様別内訳(前年同月比)を見ると、在職者が10.2%増加し、離職者は1.3%減少(うち事業主都合が11.7%減、うち自己都合は2.4%増)となっている。
- 有効求職者数(原数値)は30,651で、前年同月比3.1%減少となり32か月連続で減少となっている。
4 就職の状況
- 公共職業安定所の紹介による就職件数(2,870)は、前年同月比0.9%増加なり6か月連続での増加となった。
5 雇用保険受給者の状況
- 受給資格決定件数(2,022)は、前年同月と同水準となった。
- 初回受給者数(1,609)は、前年同月比7.3%減少となった。
- 雇用保険受給者実人員(7,994)は、前年同月比14.8%減少し35か月連続で減少となっている。
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