労働市場月報〔詳細〕(640KB; PDFファイル)

                                      　　                                                                       職業安定部職業安定課 

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労働市場の動向（29年7月）

1　求人倍率の状況
　・　新規求人倍率（季節調整値）は、新規求職者数の減少（前月比10.3％減）に対し、新規求人数も減少（前月比4.1％減）したが、前月の2.11を0.16ポイント上回る2.27倍となった。
　・　有効求人倍率（季節調整値）は、月間有効求職者数の減少（前月比4.3％減）に対し、月間有効求人数も減少（前月比1.5％減）したことから、前月を0.05ポイント下回る1.57倍となった。

2　求人の状況
　・　新規求人数（原数値）は12,922で、前年同月比1.0％減少となった。
産業別では、建設業（11.8％減）、製造業（4.7％増）、情報通信業（10.6％増）、運輸業・郵便業（21.2％増）、卸売・小売業（4.5％減）、飲食・宿泊業（3.0％減）、医療・福祉（0.2％増）、サービス業（18.6％減）となっている。
製造業の内訳を見ると、食料品（6.2％減）、プラスチック製品（0.5％減）、金属製品（15.2％増）、はん用機械器具（2.7％減）、電子部品・デバイス・電子回路製造（63.6％増）、電気機械器具（17.4％増）、情報通信器（3.4％減）、輸送用機械器具（9.2％減）となっている。
　・　有効求人数（原数値）は37,445で、前年同月比3.9％増加となった。

3　求職の状況
　・　新規求職者数（原数値）は5,473で、前年同月比5.0％減少となった。
　・　新規求職者（常用：パートを除く）の態様別内訳（前年同月比）を見ると、在職者は6.1％減少し、離職者は0.4％減少（うち事業主都合が15.0％増、うち自己都合が5.3％減）となっている。
　・　有効求職者数（原数値）は24,559で、前年同月比6.0％減少となった。

4　就職の状況
　・　公共職業安定所の紹介による就職件数は2,129で、前年同月比8.3％減少となった。

5　雇用保険受給者の状況
　・　受給資格決定件数は1,436で、前年同月比6.0％増加となった。
　・　初回受給者数は1,070で、前年同月比12.2％減少となった。
　・　雇用保険受給者実人員は5,128で、前年同月比8.5％減少となった。