高年齢労働者の安全と健康確保のためのガイドライン(エイジフレンドリーガイドライン)
近年、高年齢労働者が職場においてより大きな役割を担う中、高年齢労働者が増加しており、60歳以上の雇用者数は過去10年間で1.5倍に増加しており、特に商業や保健衛生業をはじめとする第三次産業で増加しています。
こうした中、労働災害による死傷者数では60歳以上の労働者が占める割合が増加しており、愛媛県においては、令和元年には30.5%を占め、年齢階層別で最多、4年連続の増加となっています。
このような状況から、厚生労働省は本年3月に「高年齢労働者の安全と健康確保のためのガイドライン(エイジフレンドリーガイドライン)」を公表しました。このガイドラインは、高年齢労働者が安心して安全に働ける職場環境の実現に向け、事業者や労働者に取組が求められる事項を取りまとめたものです。
厚生労働省では、今後、ガイドラインの普及のための周知やセミナー関係機関・団体による中小企業に対する個別コンサルティング、中小企業事業者に対する補助事業(エイジフレンドリー補助金)などの各種支援により、高年齢労働者が安心して安全に働ける職場環境づくりを推進していきます。
ガイドラインや補助事業については、こちら(厚生労働省のホームページ)