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■ 雇用失業情勢について(平成18年10月分)


担当 職業安定部 職業安定課

 平成18年10月における雇用失業情勢の概要を次のとおりまとめたので、お知らせします。

【1 県内求人倍率】
 有効求人倍率(季節調整値)は0.87倍で前月を0.02ポイント上回った。
 有効求人倍率(原数値)は0.88倍で前年同月を0.02ポイント上回った。
 新規求人倍率(季節調整値)は1.46倍で前月を0.30ポイント上回った。
 正社員有効求人倍率(原数値)は0.50倍で前年同月を0.02ポイント下回った。

【2 地域別の有効求人倍率】
 中予地域、南予地域は前年同月を上回ったが、東予地域は前年同月を下回った。
・ 東予地域 1.14倍(0.04ポイント低下)
・ 中予地域 0.77倍(0.07ポイント上昇)
・ 南予地域 0.72倍(0.01ポイント上昇)
           (原数値、(  )内は前年同月差)

【3 求人の動向】
 新規求人数、有効求人数ともに前年同月を上回った。
・ 新規求人数(原数値)は、前年同月比 11.0%増加
・ 有効求人数(原数値)は、前年同月比  1.9%増加

[産業別の動向]

 産業別に新規求人数の前年同月比をみると、
建設業(15.7%減)は減少したが、飲食店、宿泊業 (42.4%増)、サービス業(16.4%増)、運輸業(13.9%増)、医療、福祉(5.3%増)、卸売・小売業(4.9%増)、製造業(0.7%増)は増加した 。
[有効求人数の状況]

 有効求人数(原数値)は前年同月を上回った。
 有効求人数(原数値)は、一般求人が前年同月比1.2%増、 パート求人は前年同月比3.3%増となった 。

【4 求職の動向】

新規求職者、有効求職者ともに前年同月を下回った。
・ 新規求職者数(原数値)は、前年同月比 1.7%減
・ 有効求職者数(原数値)は、前年同月比 0.5%減

[態様別状況]

 新規求職者数〔常用(パートを除く)・原数値〕の状況
「在職者」、「無業者」が前年同月を上回り、「離職者」は前年同月を下回った。
 「在職者」は、前年同月比23.4%増となり、20か月連続で前年同月を上回った。
 「離職者」は前年同月比3.4%減となり、2か月連続で前年同月を下回った。
・ 「事業主都合離職者」が前年同月比18.5%減となり、3か月連続で前年同月を下回った。
・ 「自己都合離職者」が前年同月比2.2%増となり、4か月連続で前年同月を上回った。
 「無業者」は、前年同月比1.5%増と23か月ぶりに前年同月を上回った。
〔有効求職者数の状況〕

 有効求職者数(原数値)は、一般求職者が前年同月比1.9%減、パート求職者は前年同月比4.4%増となった。

【5 就職件数】

 就職件数は、2,688件と前年同月比4.4%増加した。
・ 前年同月比15か月連続増加

【6 雇用失業情勢の判断】

 雇用失業情勢は、一部に厳しさが残るものの、改善が続いている。
 愛媛労働局では、雇用失業情勢の一層の改善が進むよう、雇用のミスマッチ縮小を最重点にフリーター等若年者対策や地域との連携による雇用対策を、積極的に推進しているところである。
 平成18年10月分の全国の求人倍率(厚生労働省取りまとめ)の公表は12月1日(金)の予定となっている。

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