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 『踏み出す前に ひと呼吸 リスクを確認 転倒防止』

  

平成29年度「冬の労災をなくそう運動」

 

 1 趣  旨
  積雪寒冷地の山形県は、12月から3月頃までの冬期間、低温や降雪・強い季節風等により日常生活に様々な影響

を受けています。
  例年、この期間は冬期型災害(凍結や積雪による転倒災害や交通事故等の冬期特有の労働災害)が多発し、気象

条件によっては更に大幅な増加が懸念されます。
  昨シーズンの平成28年12月から平成29年2月までの3か月間に、休業4日以上の労働災害による被災者数は336人

で、うち冬期型災害によるものが114人(33.9%)でした。
  この冬期型災害での事故の型別による内訳は、「転倒」が84人(73.7%)と最も多く、次いで「墜落・転落」が13人(11.4%)、「交通事故」が9人(7.9%)、「前記以外のもの」が8人(7.0%)という結果でした。
  このような冬期型災害を防止するためには、労働者自らが雪や氷に対する危険性を再認識して基本的な作業手順

や交通ルールを厳守することが大切であり、事業者も自らが安全に対する決意を明確にし、自然環境に対応した機械

設備や作業環境を整備することが重要です。
  このため、本年度も年末年始のあわただしさも重なるこの時期に(12月15日から2月15日までの間)、「冬の労災をな

くそう運動」を展開し、冬期型災害を大幅に減少させるための取組みを実施するものです。

 

2 実施期間
  平成29年12月15日から平成30年2月15日まで

 

3 スローガン
  「踏み出す前に ひと呼吸 リスクを確認 転倒防止」


4 主 唱
   山形労働局 ・ 各労働基準監督署

 

5 協力者
   各労働災害防止団体等

 

6 実施者
   各事業場

 

7 実施者(事業場)の実施事項(下記8「実施要領」参照) 

 

8 実施要領(283KB;PDFファイル)

  

9 周知用リーフレット 表面(82KB;PDFファイル) 裏面(172KB;PDFファイル)


 【災害事例】

 出入口での転倒  店舗の雪かき中に、雪に足をとられ転倒(頭部を打撲・休業1週間)
 駐車場での転倒  出勤時、会社の駐車場で転倒(足首を骨折・休業2か月)
 交通事故  社用車で配達中、凍結路面でスリップし路肩から転落(上腕の打撲・休業1か月)
 雪おろし中の墜落  屋根上で雪下ろし中、雪とともに墜落(大腿部の骨折・休業3か月)

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