全国安全週間における徳島労働局等の取組について
令和8年度「全国安全週間」合同安全パトロール
第99回全国安全週間(7月1日~7日)を前に、準備月間中の6月26日、徳島労働局、徳島労働基準監督署、建設業労働災害防止協会徳島県支部と合同で鹿島建設が施工する大鵬薬品工業(株)北島工場新品質棟建設工事(徳島市応神町)の現場パトロールを実施しました。
徳島労働局では、全国安全週間の取組の一環として、例年、この時期に工場や工事現場等への局長による安全パトロールを行い、安全意識の高揚と安全活動の定着を図っています。
冒頭、亀井労働局長からは、建設業における災害原因で最も多くを占める「墜落・転落災害」の他、近年増加傾向にある「転倒災害」や「熱中症予防」の3点を重点に、労働災害の防止への取組を要請しました。
その後、現場の統括管理を担う現場所長からは、工事概要に続けて、全国安全週間における取組や、墜落・転落災害、重機災害の防止の他、熱中症予防対策についても説明がありました。
特に、熱中症予防対策については、熱中症の疑いのある者を早期に発見するため、AIカメラを活用した顔認証システムの導入により、体調変化のリスクを事前に検知し、先回りの声かけ・休憩指示を促す対策についても紹介されました。
作業通路の整備や重機との接触防止対策をはじめ、墜落・転落災害を防止するための体感型安全教育(安全帯の2丁掛け訓練)の実施状況のほか、熱中症予防対策では、救急車到着までの初動救護を補助する熱中症救護袋(クール搬送バッグ)が用意されていることの紹介がありました。
【現場パトロールの様子】
熱中症予防としてのミストシャワーの設置場ではミストの噴霧状況について確認しました。
鉄骨建方での墜落災害防止方法について説明がありました。
また、休憩所に設置した「熱中症救護袋」について説明がありました。熱中症救護袋は、熱中症になった人の運搬や水道水での冷却を行う器具で、普及はこれからとのことでした。
パトロールの後、事務所に帰り意見交換を行いました。参加者からは、安全確保を優先させている点や「家族をおもいやる気持ち」の標語が掲示されており、労働者自身に安全対策を行うよう注意喚起しているところなどに関心が寄せられました。
最後に、徳島労働基準監督署長から講評があり、整理整頓や墜落防止対策、熱中症対策など行き届いている、今後も安全に作業をしてほしいとの言葉がありました。局長から最後にひと言として、熱中症をめぐる先進的な取組が講じられていること、整理整頓が行き届き、ハード面・ソフト面の両方から安全対策が徹底されていることなどに触れ、「全国安全週間を契機として、現場に携わるすべての関係者が安心・安全に働けるような職場環境の整備に取り組み、無事に工事の竣工を迎えてほしい」と締めくくりの言葉がありました。
(このページに関する問合せ先)
徳島労働局 労働基準部 健康安全課 電話088-562-9164