じん肺管理区分の決定申請について
じん肺は許容濃度を超える様な高濃度の鉱物性粉じんに対し、適切なばく露防止措置を行わなず、長い期間続けて暴露することにより起こる病気です。 このため、事業場において、常時粉じん作業に労働者を従事させる場合、若しくは、過去に粉じん作業に従事していた労働者に対して、じん肺健康診断を行う必要があります。 じん肺法に基づいて事業者が実施すべき健康診断は、「就業時健康診断」、「定期健康診断」、「定期外健康診断」、「離職時健康診断」があり、胸部X線写真撮影検査、肺機能検査等の検査を受けることとなっています。なお、じん肺の定期健康診断の実施頻度等は下表のとおりです。 |
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検査の結果、じん肺の管理区分が2以上になると、胸部X線写真撮影検査などだけでなく、医師の判断により検査項目が増え、胸部らせんCTによる検査、喀痰細胞診などの肺がんに関する精密な検査が必要となります。 なお、じん肺管理区分決定申請の詳しい流れや肺がんに関する検査、また、決定申請の方法については、次の(1)~(3)をそれぞれ参照して下さい。 (1) じん肺健康診断について (2) 肺がんに関する検査について (3) じん肺管理区分決定申請の方法について ご不明な点についきましては、次のお問合せ先までご連絡をお願いします。 |
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この記事に関するお問い合わせ先
労働基準部 健康安全課 TEL : 028-634-9117