「2012岡山労働災害撲滅運動の終了」と「死亡災害増加警報解除」について
~平成25年1月から3月を「労働死亡災害防止強化期間」に~
岡山労働局と各労働災害防止団体等の参画により展開してきました「2012岡山労働災害撲滅運動」(以下「撲滅運動」という。)は、平成24年12月末日をもって終了いたします。
平成24年の労働災害発生状況(11月末日時点での速報値(別添1)(6KB; PDFファイル))は、
休業4日以上災害 全産業では前年同期と比べ58人(3.5%)増の1,696人
労働災害死亡者数も平成24年12月27日現在32人と大幅な増加(昨年同時期17人)
となり、極めて憂慮される事態となっています。
平成24年度は第11次労働災害防止計画(計画期間 平成20年度から平成24年度)の最終年度であり、当該計画で目標としていた年間の「休業4日以上死傷者数 1,932人以下」も達成困難な状況となっています。
このような状況の中、撲滅運動を展開してきた「2012岡山労働災害撲滅運動実施本部」では、平成24年12月18日に第3回の本部会議を開催し、今後とも、一層の労働災害防止対策を確実に推進していくことについて、決議(別添2)(5KB; PDFファイル)を行いました。
この決議に基づき、第12次労働災害防止計画(平成25年度から平成29年度)における労働災害防止対策の実効性を高めるため、平成25年1月1日から「岡山労働災害防止対策推進会議」(別添3)(7KB; PDFファイル)を設置することとしました。
一方、岡山労働局では、平成24年4月に「死亡災害増加警報」を発令しましたが、本警報を平成24年12月27日で解除しました。
しかしながら、依然として死亡災害が発生していること及び平成24年1月から3月の間に労働災害により「12人」の尊い命が失われたこと等から、
平成25年1月~3月を「労働死亡災害防止強化期間」
と位置付け、労働死亡災害の防止に努めます。
この記事に関するお問い合わせ先
労働基準部 健康安全課 TEL : 086-225-2013