求人募集の際、自社の求人票が“求職者からどう見えているか”を意識されていますか?
「求人を出しても応募がない」「採用してもすぐに辞めてしまう」といった課題がある場合、“求職者が欲しい情報”を充分に伝えられていないことが一因かもしれません。
ハローワーク横須賀では、求職者500人を対象に就職活動および求人票に関するアンケート調査を実施しました。
その結果からは、求職者が仕事探しにおいて何を重視し、どのような情報を元に応募の判断をしているのかが見えてきます。
応募にあたっては「仕事内容」を重視していること、応募に前向きになる要素として「仕事内容が詳しく記載してある」が突出して多いことがわかりました。
募集の際は求人票の「仕事内容欄」を具体的にわかりやすく、魅力的に記載することが鍵になります。
「検索時に使用するフリーワード」では働き方や職場環境に関するものや、事業分野に関するものが多くみられました。
自社や職種の特徴を表すフリーワードを見つけること=自社の魅力や強みを言語化することで求職者にうまく訴求できるはずです。
面接で教えてほしいこととして、仕事内容の詳細、職場環境や職場の雰囲気、休みや残業などの働き方に関することが多くみられました。
これらを応募者に丁寧に説明することで、入社後のミスマッチを減らし、早期離職を防ぐことにつながります。
対象者:ハローワーク横須賀の職業相談窓口を利用した求職者
実施方法:相談窓口でアンケート用紙を配布、記入依頼
回収数:500人
実施期間:令和6年5月~令和7年1月

※フルタイム・パートどちらも選択したものは双方に加算



※最大5つ選択

※最大5つ選択

求職者が求人票に求める情報は、募集する側が想定している以上に具体的で、生活や働き方に直結する内容が多く含まれています。
求人票を作成する際には、求職者の視点に立ち、知りたい情報を丁寧に、具体的に記載することが、採用の成功と定着率の向上につながります。ぜひ今回のアンケート結果を参考に、自社の求人票を見直してみてください。
お困りの際は、ハローワークの窓口までお気軽にご相談ください。
求人票の作成や見直しに関するアドバイスを行っております。