エイジフレンドリーガイドライン(高年齢労働者の安全と健康確保のためのガイドライン)が策定されました!
全国で働く高齢者が増加しており、60歳以上の雇用者数は過去10年間で1.5倍となっています。また、雇用者の増加だけでなく、休業4日以上の労働災害の死傷者数に占める60歳以上の労働者の占める割合も増加傾向にあり、当局においても、グラフ1及びグラフ2に示すとおり、平成24年頃より急激に増加している状況にあります。
このような中、高年齢労働者の労働災害防止を目的として国が開催した「人生100年時代に向けた高年齢労働者の安全と健康に関する有識者会議」の報告書を踏まえ、厚生労働省において令和2年3月にエイジフレンドリーガイドライン(パンフレット)を策定しました。
今後の高齢化社会の進展を踏まえ、働く高齢者の特性に配慮した職場環境の整備のための取組が大変重要となりますので、同ガイドラインに沿った各事業場の取り組みをお願いいたします。
なお、中央労働災害防止協会が平成30年に開発したエイジアクション100(高年齢労働者の安全と健康確保のためのチェックリスト:別添1)、転倒等リスク評価セルフチェック票(別添2)活用もご検討ください。
- グラフ1 過去20年間の50歳以上の死傷者数推移 (332KB; PDFファイル)
- グラフ2 過去20年間の50歳以上の死傷者数割合 (337KB; PDFファイル)
- パンフレット エイジフレンドリーガイドライン (1272KB; PDFファイル)
- 別添1 高年齢労働者の安全と健康確保のためのチェックリスト (261KB; PDFファイル)
- 別添2 転倒等リスク評価セルフチェック票 (485KB; PDFファイル)