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有効求人倍率(季節調整値)は、0.43倍と前月から0.02ポイント低下し、過去最低を更新した。 新規求人数は、6か月連続で1万人を割込み、前年同月比49.6%の減少となった。産業別では、卸・小売業が大手家電量販店などからの求人が大幅に減少したことなどもあり、同比77.4%の減少となった。有効求人数は、4か月連続で1万8千人台と低水準となっている。 有効求職者数は、6か月連続で4万人台と過去にない高水準で推移している。 平成21年8月の一般職業紹介状況をみると、有効求人倍率(季節調整値)は前月を0.02ポイント下回る0.43倍となった。また、正社員有効求人倍率(原数値)は前年同月を0.42ポイント下回る0.22倍となった。 8月の新規求人は、前年同月比で49.6%減となったが、これを産業別にみると、建設業(10.2%減)、製造業(47.3%減)、情報通信業(34.8%減)、運輸業・郵便業(22.2%減)、卸売・小売業(77.4%減)、宿泊業・飲食サービス業(5.3%増)、医療・福祉(18.4%減)、サービス業(44.1%減)となっている。また、フルタイム求人(常用求人)は前年同月比で41.5%減少した。 一方、求職者をみると新規求職者は前年同月を33.8%上回り、有効求職者も前年同月を63.3%上回った。