労働市場速報(平成20年3月)

労働市場速報[詳細](pdfファイル:81.9KB)

平成20年4月30日

職業安定部　職業安定課　地方労働市場情報官 電話　027-210-5007　(内線)541

一般職業紹介状況について

　平成20年3月の一般職業紹介状況をみると、有効求人倍率(季節調整値)は前月を0.02ポイント下回る1.63倍となった。
　3月の新規求人は、前年同月比で13.7%減となったが、これを産業別にみると、建設業　(24.2%減)、製造業(17.0%減)、情報通信業(20.4%減)、運輸業(19.6%減)、卸売・小売業(9.0%増)、飲食店・宿泊業(18.0%減)、医療・福祉(1.3%増)、サービス業(25.1%減)となっている。また、フルタイム求人(常用求人)は前年同月比で17.0%減少した。一方、求職者をみると新規求職者、有効求職者ともに前年同月を1.8%下回った。
　有効求職者数は、前年同月比で62か月連続で減少しているものの、雇用保険受給者実人員は前年同月比で5.6%増加し、6か月連続で増加となった。また、新規求職者(パートを除く常用)の態様別内訳では、小規模事業所の倒産・事業所閉鎖などによる、事業主都合離職者は、前年同月比で8.8%減となり、6か月ぶりの減少となった。　　　　　　　　　　

　有効求人倍率(季節調整値)は前月を0.02ポイント下回る1.63倍となったが、引き続き高水準を維持している。また、正社員有効求人倍率(原数値)は前年同月を0.07ポイント下回る0.73倍となり6か月連続で前年同月を下回るなど、正社員を希望する求職者にとっては依然として厳しい状況となっている。

求人倍率の推移

新規求職・求人対前年増減率

雇用保険状況