労働市場速報(平成19年11月)

労働市場速報[詳細](pdfファイル:81.9KB)

平成19年12月28日

職業安定部　職業安定課　地方労働市場情報官 電話　027-210-5007　(内線)541

一般職業紹介状況について

　平成19年11月の一般職業紹介状況をみると、有効求人倍率(季節調整値)は前月を0.06ポイント下回る1.53倍となった。
　11月の新規求人は、前年同月比で8.1%増となったが、これを産業別にみると、建設業(9.1%減)、製造業(16.9%増)、情報通信業(27.6%減)、運輸業(0.9%減)、卸売・小売業(24.7%増)、飲食店・宿泊業(1.4%増)、医療・福祉(4.3%減)、サービス業(5.8%増)となっている。また、うちフルタイム求人(常用求人)は前年同月比で15.9%増加した。
　一方、求職者をみると新規求職者は前年同月を5.6%下回り、有効求職者は前年同月を3.2%下回った。

• 新規求職者(パートを除く常用)の態様別内訳では、事業主都合離職者が前年同月比で28.8%増と2か月連続で増加した。要因としては、製造メーカー関連の人員整理や小規模事業所の倒産・事業所閉鎖などに伴う離職者による。
• 有効求人倍率(季節調整値)は前月を0.06ポイント下回る1.53倍となり、5か月連続で前月を下回り、このところの雇用改善に一部弱さがみられる。

求人倍率の推移

新規求職・求人対前年増減率

雇用保険状況