労働市場速報(平成19年10月)

労働市場速報[詳細](pdfファイル:82KB)

平成19年11月30日

職業安定部　職業安定課　地方労働市場情報官 電話　027-210-5007　(内線)541

一般職業紹介状況について

　平成19年10月の一般職業紹介状況をみると、有効求人倍率(季節調整値)は1.59倍となり、前月と同水準となった。
　10月の新規求人は、前年同月比で35.2%増となったが、これを産業別にみると、建設業(15.6%減)、製造業(1.8%増)、情報通信業(7.6%増)、運輸業(12.9%増)、卸売・小売業(198.8%増)、飲食店・宿泊業(0.1%減)、医療・福祉(3.7%減)、サービス業(6.1%増)となっている。また、うちフルタイム求人(常用求人)は前年同月比で36.0%増加した。
　一方、求職者をみると新規求職者は前年同月を6.6%上回り、有効求職者は前年同月を3.4%下回った。

• 複数の製造メーカーでまとまった人員整理が行われたことから前年同月比で新規求職者数では17か月ぶりに、雇用保険受給者実人員では60か月ぶりに増加となった。
  また、同じ要因により新規求職者(パートを除く常用)の態様別内訳では、事業主都合離職者が前年同月比で54.0%と大幅に増加した。
• 卸売・小売業の新規求人数は、前年の18年10月は前年同月比54.8%減と大幅な減少となったが、当月は大手家電量販店からのまとまった求人などもあって前年同月比198.8%増と大幅な増加となった。

求人倍率の推移

新規求職・求人対前年増減率

雇用保険状況