労働市場月報〔詳細〕 (PDF: 369KB)
職業安定部職業安定課
電話 027-210-5007
1 求人倍率の状況
・ 新規求人倍率(季節調整値)は、新規求職者数の減少(前月比1.1%減)に対し、新規求人数も減少(前月比28.7%減)
したことから、前月を0.69ポイント下回る1.76倍となった。
・ 有効求人倍率(季節調整値)は、月間有効求職者数の増加(前月比2.9%増)に対し、月間有効求人数は減少(前月比
4.3%減)したことから、前月を0.12ポイント下回る1.52倍となった。
※ 令和2年1月から求人票の記載項目が拡充され、一部に求人の提出を見送る動きがあったことから、求人数の減少を
通じて有効求人倍率・新規求人倍率の低下に影響していることに留意が必要。
2 求人の状況
・ 新規求人数(原数値)は12,441で、前年同月比18.9%減少となった。
産業別では、建設業(10.7%減)、製造業(31.5%減)、情報通信業(4.2%減)、運輸業・郵便業(2.2%減)、
卸売・小売業(38.3%減)、飲食・宿泊業(16.8%減)、医療・福祉(10.6%減)、サービス業(14.0%減)となってい
る。
製造業の内訳を見ると、食料品(42.0%減)、プラスチック製品(30.9%減)、金属製品(46.8%減)、はん用機
械器具(6.7%増)、生産用機械器具製造業(4.3%増)、業務用機械器具製造業(47.5%増)、電気機械器
具(43.6%減)、輸送用機械器具(46.5%減)となっている。
・ 有効求人数(原数値)は37,626で、前年同月比7.6%減少となった。
3 求職の状況
・ 新規求職者数(原数値)は6,692で、前年同月比4.5%増加となった。
・ 新規求職者(常用:パートを除く)の態様別内訳(前年同月比)を見ると、在職者は3.6%減少し、離職者は
12.0%増加(うち事業主都合が19.4%増、うち自己都合が8.1%増)となっている。
・ 有効求職者数(原数値)は22,783で、前年同月比7.3%増加となった。
4 就職の状況
・ 公共職業安定所の紹介による就職件数は1,544で、前年同月比10.2%減少となった。
5 雇用保険受給者の状況
・ 受給資格決定件数は1,410で、前年同月比3.3%増加となった。
・ 初回受給者数は1,373で、前年同月比29.8%増加となった。
・ 雇用保険受給者実人員は6,244で、前年同月比37.4%増加となった。