労働市場月報(平成18年9月)
1 求人倍率の状況
- 新規求人倍率(季節調整値)は、新規求職者数の増加(前月比0.1%増)に対し、新規求人数が減少(前月比3.0%減)したことから、前月の1.92倍を0.06ポイント下回る1.86倍となった。
- 有効求人倍率(季節調整値)は、月間有効求職者数の減少(前月比0.2%減)に対し、月間有効求人数の減少(前月比6.1%減)が上回ったことから、前月の1.39倍から0.08ポイント下回る1.31倍となった。
2 求人の状況
- 新規求人数(原数値)15,597は、前年同月比4.7%増加となり3か月ぶりの増加となった。
産業別では、建設業(28.3%減)、製造業(7.3%増)、情報通信業(47.6%減)、運輸業(7.7%減)、卸売・小売業(18.6%減)、飲食店・宿泊業(17.6%減)、医療・福祉(26.9%増)、サービス業(23.6%増)となっている。
製造業の内訳を見ると、食料品(15.2%減)、プラスチック製品(2.8%減)、金属製品(10.9%増)、一般機械器具(68.3%増)、電気機械器具(10.2%減)、情報通信機械器具(180.0%増)、電子部品・デバイス(77.2%増)、輸送用機械器具(15.8%減)となってる。
- 有効求人数(原数値)39,629は、前年同月比13.1%減少となり5か月連続の減少となった。
3 求職の状況
- 新規求職者数(原数値)は7,657で、前年同月比7.5%の減少となり4か月連続の減少となった。
- 新規求職者(常用:パートを除く)の態様別内訳(前年同月比)を見ると、在職者が5.5%増加し、離職者は16.0%減少 (うち事業主都合が9.9%減、うち自己都合が17.1%減)となっている。
- 有効求職者数(原数値)は28,610で、前年同月比6.7%減少となり、44か月連続の減少となっている。
4 就職の状況
- 公共職業安定所の紹介による就職件数(2,768)は、前年同月比3.6%減少となった。
5 雇用保険受給者の状況
- 受給資格決定件数(1,775)は、前年同月比12.2%減少となった。
- 初回受給者数(1,244)は、前年同月比22.7%減少となった。
- 雇用保険受給者実人員(7,087)は、前年同月比11.3%減少し、47か月連続の減少となっている。
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