労働市場月報(平成18年8月)
1 求人倍率の状況
- 新規求人倍率(季節調整値)は、新規求職者数の減少(前月比4.7%減)に対し、新規求人数が増加(前月比4.3%増)したことから、前月の1.75倍を0.17ポイント上回る1.92倍となった。
- 有効求人倍率(季節調整値)は、月間有効求職者数の減少(前月比1.5%減)に対し、月間有効求人数も減少(前月比1.5%減)したことから、前月と同水準の1.39倍となった。
2 求人の状況
- 新規求人数(原数値)14,056は、前年同月比27.6%減少となり2か月連続の減少となった。
産業別では、建設業(23.0%減)、製造業(16.9%増)、情報通信業(14.6%減)、運輸業(10.7%減)、卸売・小売業(66.6%減)、飲食店・宿泊業(8.7%減)、医療・福祉(3.7%増)、サービス業(8.6%増)となっている。
製造業の内訳を見ると、食料品(16.1%増)、プラスチック製品(110.1%増)、金属製品(27.8%増)、一般機械器具(12.7%増)、電気機械器具(3.8%増)、情報通信機械器具(14.9%減)、電子部品・デバイス(40.7%増)、輸送用機械器具(17.8%増)となってる。
- 有効求人数(原数値)38,222は、前年同月比16.0%減少となり4か月連続の減少となった。
3 求職の状況
- 新規求職者数(原数値)は7,000で、前年同月比10.7%の減少となり3か月連続の減少となった。
- 新規求職者(常用:パートを除く)の態様別内訳(前年同月比)を見ると、在職者が2.5%増加し、離職者は15.3%減少(うち事業主都合が24.7%減、うち自己都合が12.4%減)となっている。
- 有効求職者数(原数値)は28,647で、前年同月比5.9%減少となり、43か月連続の減少となっている。
4 就職の状況
- 公共職業安定所の紹介による就職件数(2,435)は、前年同月比0.2%減少となった。
5 雇用保険受給者の状況
- 受給資格決定件数(1,797)は、前年同月比8.2%減少となった。
- 初回受給者数(1,861)は、前年同月比1.9%減少となった。
- 雇用保険受給者実人員(7,711)は、前年同月比8.8%減少し、46か月連続の減少となっている。
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