労働市場月報(平成18年7月)
1 求人倍率の状況
- 新規求人倍率(季節調整値)は、新規求職者数の増加(前月比4.7%増)に対し、新規求人数が減少(前月比15.1%減)したことから、前月の2.16倍を0.41ポイント下回る1.75倍となった。
- 有効求人倍率(季節調整値)は、月間有効求職者数の増加(前月比0.4%増)に対し、月間有効求人数も増加(前月比0.4%増)したことから、前月と同水準の1.39倍となった。
2 求人の状況
- 新規求人数(原数値)13,175は、前年同月比15.3%減少となり3か月ぶりの減少となった。
産業別では、建設業(15.2%減)、製造業(0.9%減)、情報通信業(4.6%減)、運輸業(26.0%減)、卸売・小売業(43.6%減)、飲食店・宿泊業(13.8%減)、医療・福祉(51.9%増)、サービス業(10.5%減)となっている。
製造業の内訳を見ると、食料品(7.2%減)、プラスチック製品(6.0%減)、金属製品(7.8%増)、一般機械器具(4.5%増)、電気機械器具(20.3%増)、情報通信機械器具(27.2%減)、電子部品・デバイス(18.7%減)、輸送用機械器具(4.2%減)となってる。
- 有効求人数(原数値)36,643は、前年同月比6.3%減少となり3か月連続の減少となった。
3 求職の状況
- 新規求職者数(原数値)は6,963で、前年同月比4.2%の減少となり2か月連続の減少となった。
- 新規求職者(常用:パートを除く)の態様別内訳(前年同月比)を見ると、在職者が6.0%増加し、離職者は7.9%減少(うち事業主都合が9.9%減、うち自己都合が6.6%減)となっている。
- 有効求職者数(原数値)は29,449で、前年同月比4.8%減少となり、42か月連続の減少となっている。
4 就職の状況
- 公共職業安定所の紹介による就職件数(2,588)は、前年同月比0.4%増加となった。
5 雇用保険受給者の状況
- 受給資格決定件数(1,619)は、前年同月比5.5%減少となった。
- 初回受給者数(1,299)は、前年同月比16.9%減少となった。
- 雇用保険受給者実人員(7,338)は、前年同月比8.5%減少し、45か月連続の減少となっている。
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