労働市場月報(平成18年5月)
1 求人倍率の状況
- 新規求人倍率(季節調整値)は、新規求職者数の増加(前月比3.1%増)に対し、新規求人数の増加(前月比14.7%増)が上回ったことから、前月の1.91倍を0.21ポイント上回る2.12倍となった。
- 有効求人倍率(季節調整値)は、月間有効求職者数の減少(前月比0.9%減)に対し、月間有効求人数の減少(前月比4.4%減)が上回ったことから、前月の1.42倍から0.05ポイント下回る1.37倍となった。
2 求人の状況
- 新規求人数(原数値)14,039は、前年同月比5.3%増加となり3か月振りの増加となった。
産業別では、建設業(20.1%減)、製造業(4.0%増)、情報通信業(18.4%増)、運輸業(31.3%減)、卸売・小売業(39.5%増)、飲食店・宿泊業(9.5%減)、医療・福祉(10.9%増)サービス業(2.4%減)となっている。
製造業の内訳を見ると、食料品(0.3%増)、プラスチック製品(10.9%減)、金属製品(7.8%増)、一般機械器具(7.4%増)、電気機械器具(14.3%減)、情報通信機械器具(20.0%減)、電子部品・デバイス(34.6%減)、輸送用機械器具(35.1%増)等となってる。
- 有効求人数(原数値)36,762は、前年同月比2.3%減少となり6か月振りの減少となった。
3 求職の状況
- 新規求職者数(原数値)は8,295で、前年同月比0.2%増加となり2か月振りに増加となった。
- 新規求職者(常用:パートを除く)の態様別内訳(前年同月比)を見ると、在職者が25.5%増加し、離職者は3.3%減少(うち事業主都合が2.6%減、うち自己都合が3.0%減)となっている。
- 有効求職者数(原数値)は31,557で、前年同月比3.2%減少となり、40か月連続での減少となっている。
4 就職の状況
- 公共職業安定所の紹介による就職件数(2,854)は、前年同月比2.1%増加となった。
5 雇用保険受給者の状況
- 受給資格決定件数(2,210)は、前年同月比4.5%減少となった。
- 初回受給者数(2,254)は、前年同月比7.5%増加となった。
- 雇用保険受給者実人員(7,388)は、前年同月比3.6%減少し43か月連続で減少となっている。
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