労働市場月報(平成18年3月)
1 求人倍率の状況
- 新規求人倍率(季節調整値)は、新規求職者数の減少(前月比6.8%減)に対し、新規求人数の減少(前月比21.1%減)が上回ったことにより、前月の2.28倍を0.35ポイント下回る1.93倍となった。
- 有効求人倍率(季節調整値)は、月間有効求職者数の増加(前月比1.2%増)に対し、月間有効求人数は減少(前月比4.7%減)したことにより、前月の1.62倍から0.09ポイント下回る1.53倍となった。
2 求人の状況
- 新規求人数(原数値)15,122は、前年同月比6.9%減少となり5か月振りの減少となった。
産業別では、建設業(18.8%減)、製造業(3.1%減)、情報通信業(52.5%減)、運輸業(16.6%減)、卸売・小売業(11.7%減)、飲食店・宿泊業(20.4%増)、医療・福祉(19.1%増)サービス業(10.0%減)となっている。
製造業の内訳を見ると、食料品(24.2%増)、プラスチック製品(12.8%増)、金属製品(7.2%減)、一般機械器具(12.8%減)、電気機械器具(25.5%減)、情報通信機械器具(36.9%減)、電子部品・デバイス(45.9%減)、輸送用機械器具(13.1%減)等となってる。
- 有効求人数(原数値)47,264は、前年同月比11.5%増加となり4か月連続での増加となった。
3 求職の状況
- 新規求職者数(原数値)は8,701で、前年同月比0.5%増加となり3か月連続の増加となった。
- 新規求職者(常用:パートを除く)の態様別内訳(前年同月比)を見ると、在職者が14.0%増加し、離職者は3.8%減少 (うち事業主都合が13.8%減、うち自己都合が0.1%増)となっている。
- 有効求職者数(原数値)は29,705で、前年同月比2.3%減少となり、38か月連続での減少となっている。
4 就職の状況
- 公共職業安定所の紹介による就職件数(3,139)は、前年同月比1.6%増加となった。
5 雇用保険受給者の状況
- 受給資格決定件数(2,023)は、前年同月比5.1%減少となった。
- 初回受給者数(1,609)は、前年同月比9.7%増加となった。
- 雇用保険受給者実人員(7,163)は、前年同月比6.1%減少し41か月連続で減少となっている。
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