労働市場月報(平成18年1月)
 1 求人倍率の状況
- 新規求人倍率(季節調整値)は、新規求職者数の減少(前月比0.7%減)に対し、新規求人数の減少(前月比9.1%減)が上回ったことにより、前月の2.16倍より0.18ポイント下回る1.98倍となった。
- 有効求人倍率(季節調整値)は、月間有効求職者数の減少(前月比3.8%減)に対し、月間有効求人数が増加(前月比1.2%増)したことにより、前月の1.52倍から0.07ポイント上回る1.59倍となった。
2 求人の状況
- 新規求人数(原数値)16,442は、前年同月比10.5%増加となり3か月連続での増加となった。
産業別では、建設業(15.2%減)、製造業(9.4%増)、情報通信業(4.4%減)、運輸業(9.4%増)卸売・小売業(35.9%増)、飲食店・宿泊業(27.4%減)、医療・福祉(32.7%増)サービス業(8.7%増)となっている。
製造業の内訳を見ると、食料品(24.5%増)、プラスチック製品(18.6%増)、金属製品(15.1%減)、一般機械器具(43.2%増)、電気機械器具(6.2%減)、情報通信機械器具(5.6%減)、電子部品・デバイス(1.5%増)、輸送用機械器具(10.0%減)、等となってる。
- 有効求人数(原数値)46,143は、前年同月比17.8%増加となり2か月連続で増加となった。
3 求職の状況
- 新規求職者数(原数値)は8,047で、前年同月比0.1%増加となり3か月振りに増加となった。
- 新規求職者(常用:パートを除く)の態様別内訳(前年同月比)を見ると、在職者が20.5%増加し、離職者は6.3%減少(うち事業主都合が16.5%減、うち自己都合は0.9%減)となっている。
- 有効求職者数(原数値)は26,755で、前年同月比6.3%減少となり36か月連続での減少となっている。
4 就職の状況
- 公共職業安定所の紹介による就職件数(2,229)は、前年同月比0.9%増加となった。
5 雇用保険受給者の状況
- 受給資格決定件数(1,887)は、前年同月比6.8%減少となり3か月連続での減少となった。
- 初回受給者数(1,437)は、前年同月比6.8%増加となり5か月振りに増加となった。
- 雇用保険受給者実人員(6,974)は、前年同月比11.8%減少し39か月連続での減少となっている。
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