労働市場月報(平成17年7月)
1 求人倍率の状況
- 新規求人倍率(季節調整値)は、新規求職者数の減少(前月比4.2%減)に対し、新規求人数も減少(前月比7.1%減)したことにより、前月の2.01倍を0.06ポイント下回る1.95倍となった。
- 有効求人倍率(季節調整値)は、月間有効求職者数の減少(前月比0.4%減)に対し、月間有効求人数が増加(前月比4.8%増)したことにより、前月の1.34倍から0.08ポイント上回る1.42倍となった。
2 求人の状況
- 新規求人数(原数値)15,554は、前年同月比1.6%増加となり3か月連続の増加となった。産業別では、建設業(45.6%増)、製造業(0.1%増)、情報通信業(12.8%減)、運輸業(3.1%減)、卸売・小売業(2.7%減)、飲食店・宿泊業(10.2%増)、医療・福祉(26.0%増)サービス業(6.7%減)となっている。製造業の内訳を見ると、食料品(20.6%増)、プラスチック製品(4.0%増)、金属製品(14.1%減)、一般機械器具(0.3%減)、電気機械器具(19.8%増)、情報通信機械器具(35.5%増)、電子部品・デバイス(9.0%増)、輸送用機械器具(31.3%減)等となってる。
- 有効求人数(原数値)39,123は、前年同月比8.5%増加となり5か月連続での増加となった。
3 求職の状況
- 新規求職者数(原数値)は7,270で、前年同月比1.5%減少となり2か月振りの減少となった。
- 新規求職者(常用:パートを除く)の態様別内訳(前年同月比)を見ると、離職者が10.0%減少(うち事業主都合が20.8%減、うち自己都合が3.5%減)となっている。
- 有効求職者数(原数値)は30,941で、前年同月比2.9%減少となり30か月連続で減少となっている。
4 就職の状況
- 公共職業安定所の紹介による就職件数(2,578)は、前年同月比8.6%増加なり4か月連続の増加となった。
5 雇用保険受給者の状況
- 受給資格決定件数(1,713)は、前年同月比16.2%減少となり7か月連続の減少となった。
- 初回受給者数(1,563)は、前年同月比16.6%減少となり2か月連続の減少となった。
- 雇用保険受給者実人員(8,023)は、前年同月比15.4%減少し33か月連続で減少となっている。(雇用保険受給者実人員は、2か月連続で8,000人台で推移している。)
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