労働市場月報(平成17年2月)
1 求人倍率の状況
- 新規求人倍率(季節調整値)は、新規求職者数の減少(前月比1.0%減)に対し、新規求人数が増加(前月比5.7%増)したことにより、前月の1.78倍から0.12ポイント上回る1.90倍となった。
- 有効求人倍率(季節調整値)は、月間有効求職者数の減少(前月比0.4%減)に対し、月間有効求人数の減少(前月比1.3%減)が上回ったことにより、前月の1.25倍から0.01ポイント下回る1.24倍となった。
2 求人の状況
- 新規求人数(原数値)15,031は、前年同月比1.7%増となり3か月振りに増加となった。
産業別では、建設業(2.0%増)、製造業(7.9%減)、情報通信業(18.5%増)、運輸業(25.0%増)、卸売・小売業(3.6%減)、飲食店・宿泊業(9.8%減)、医療・福祉(4.7%減)サービス業(6.7%増)となっている。
製造業の内訳を見ると、食料品(9.8%増)、プラスチック製品(1.9%減)、金属製品(34.9%減)、一般機械器具(14.5%増)、電気機械器具(23.2%増)、情報通信機械器具(81.1%増)、電子部品・デバイス(79.3%減)、輸送用機械器具(22.7%増)、等となってる。
- 有効求人数(原数値)38,900は、前年同月比2.9%減となり2か月連続で減少となった。
3 求職の状況
- 新規求職者数(原数値)は7,480で、前年同月比10.7%減となり3か月連続で減少となった。
- 新規求職者(常用:パートを除く)の態様別内訳(前年同月比)を見ると、在職者が5.1%増で4か月連続で増加し、離職者は22.9%減少(うち事業主都合が33.1%減、うち自己都合が16.7%減)となっている。
- 有効求職者数(原数値)は28,613で、前年同月比6.8%減となり25か月連続で減少している。
4 就職の状況
- 公共職業安定所の紹介による就職件数(2,459)は、前年同月比4.1%減となり3か月連続での減少となった。
5 雇用保険受給者の状況
- 受給資格決定件数(1,754)は、前年同月比12.3%減となり2か月連続での減少となった。
- 初回受給者数(1,596)は、前年同月比8.0%減となり3か月連続での減少となった。
- 雇受給者実人員(7,692)は、前年同月比14.2%減となり28か月連続で減少している。
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