「　故郷　”ふくしま”　を舞台に　」

    

   

　首都東京から新幹線で約1時間30分という近接さにありながら、伝統文化が生き付き、くだもの王国と呼ばれる自然が豊富な故郷ふくしま。生まれ育った地域に住み続け、災害からの復興に、新しい社会の創造など、地域に貢献できるたくさんのチャンスが福島県にはあります。

 

　さて、私ども社会福祉法人太田福祉記念会は、1978年（昭53年）の創設以来約40年間にわたり特別養護老人ホームやケアハウス、デイサービスセンターなどを経営し、職員約230名が福島県民の高齢者約500名の生活を支援いたしております。

　業種柄女性が多く活躍しており、職員の4人に3人が女性で、6人いる施設長のうち4人が、また3人の介護長もすべて女性です。

　労働環境の充実策として、産前産後休暇中の基本給料100％支給など、特に子育てに関して積極的に支援策を講じており、2013年（平成25年）に県内の社会福祉法人では初の子育てサポート企業「くるみん」の認定、2016年（平成28年）には300名以下の企業で全国3例目の女性活躍推進企業「えるぼし（最上位の三ツ星）」認定を受けることができました。

　こうした取り組みの結果、離職率はここ3年度2％台後半で推移し、充実した研修体制のもと定年の65歳まで思いっきり働いていただける環境が整備できたのではないかと考えております。

 

　若い皆さんたちには、自分の理想を実現する舞台として　”故郷ふくしま”　に生き、”ふくしま”を担う存在に成長されるようお祈りいたします。